ユーザへのPassword Policy (パスワードポリシー)の割り当て

管理を簡素化するために、Password Policy (パスワードポリシー)はできだけツリーの上位に設定することをお勧めします。

ポリシーは、1つまたは複数のオブジェクトに割り当てるまでは有効になりません。Password Policy (パスワードポリシー)は次のオブジェクトに割り当てることができます。

注:   ドライバセットオブジェクトに対しては、特別なPassword Policy (パスワードポリシー)が自動的に作成されます。

1人のユーザに対して同時に1つのポリシーのみが有効です。NMAS (Novell Modular Authentication Services)は、この順番でポリシーを検索し、見つかった最初のポリシーを適用することによって、ユーザに対して有効なポリシーを判断します。

  1. 特定のユーザ割り当て - Password Policy (パスワードポリシー)が特定のユーザに割り当てられている場合、そのポリシーが適用されます。
  2. コンテナ - ユーザに特定の割り当てが設定されていない場合、NMASは、ユーザを保持するコンテナに割り当てられているポリシーを適用します。
  3. パーティションルートコンテナ - ユーザまたはユーザの真上のコンテナにポリシーが割り当てられていない場合は、パーティションルートコンテナに割り当てられているポリシーが適用されます。
  4. ログインポリシーオブジェクト - ユーザまたはその他のコンテナにポリシーが割り当てられていない場合は、ログインポリシーオブジェクトに割り当てられているポリシーが適用されます。これはツリー内のすべてのユーザのデフォルトポリシーです。