DirXML 1.x用に作成された既存のドライバは、Identity Managerでも引き続き動作します。
Nsure Identity Manager 2に付属のDirXMLエンジンは、旧ドライバとの後方互換性を備えています(旧ドライバシムと設定が最新の製品アップデートとパッチで更新されている必要があります)。後方互換性を確保するために、DirXMLエンジンは、ドライバ設定をその場でIdentity Manager形式に変換しています。この変換は、エンジンを使用するためだけのもので、既存のDirXML 1.xドライバ設定が恒常的に変更されることはありません。このエンジンは後方互換性を備えているため、必要に応じて、変更を加えずにIdentity Managerサーバ上でDirXML 1.xドライバを実行できます。
ただし、iManagerプラグインの後方互換性には制限があります。旧ドライバはドライバセットの[Overview]に表示できますが、ドライバ設定を表示または編集することはできません。ドライバセットの[Overview]でDirXML 1.xドライバをクリックすると、DirXMLプラグインはそのドライバが1.x形式であることを検出し、ウィザードを使用してドライバを2.0形式に変換するようメッセージを表示します。
既存のドライバセットを変更しない場合は、ウィザードをキャンセルできます。
1.xドライバを1.x形式で編集するには、DirXML 1.xプラグインを使用する必要があります。これを実行するには、1.xプラグインがインストールされた別のiManager Webサーバを使用する必要があります。Identity Managerに付属のDirXMLプラグインを使用してドライバ設定を編集するには、ドライバをIdentity Manager 2形式に変換する必要があります。