この名詞は、指定した条件に従って宛先データストアで固有のパターンベースの名前まで拡張します。
Unique Name (固有名)引数を構築する[Editor]ウィンドウの例は次のとおりです。
固有名を指定するために次のパターンを構築しています。
このパターンでは固有な名前が生成されない場合、カウンタ開始から1桁の数字が、指定した桁数まで追加されます。この例では、エラーが発生する前に、追加された桁によって9個の追加固有名が生成されます(pattern1〜pattern9)。
固有かどうかを確認するための属性の名前。
固有かどうかを確認するスコープ。デフォルトのスコープはサブツリーです。
検索の開始点を選択します。開始点はデータストアのルート、あるいはDNまたは関連付けによって指定されたルートのいずれかになります。
Argument Builderを使用して、固有な値を生成するのに使うパターンを指定します。
カウンタを開始する数値で、デフォルトは1です。
カウンタの桁数で、デフォルトは1です。[Pad counter with leading 0's]をチェックすると、先頭に0を付けて桁長を一致させます。たとえば、桁数が3の場合、最初の固有値には001が追加され、次の固有値には002というようになります。
指定した各パターンで、宛先データストアに対して名前属性の値のクエリが実行されます。これは、DN、関連付け、またはクエリのベースとなるデータストアのルート、および選択したスコープを使用して行われます。
指定した各パターンは、インスタンスを返さない値が見つかるまで、指定した順序で試行されます。
指定した値がすべて試行されると、最後の値にはカウンタが追加され、その値が、クエリがインスタンスを返さなくなるまで繰り返し試行されます(試行されるたびにカウンタが増えます)。デフォルトでは、カウンタは1から始まり、パッドされていません。[Counter start]フィールドを使用すると、カウンタが異なる数値から始まるよう設定できます。カウンタには、[digits]フィールドで指定された桁数が使用されます(デフォルトは1)。桁数が指定数より少ない場合、カウンタはゼロでパッドされます。桁数が指定数を超えた場合、固有名は生成されず、それを囲むルールによってエラーステータスが返されます。
宛先データストアがeDirectoryで、名前が省略されている場合、検索は擬似属性「[Entry.rdn]」に対して行われます。これは、命名属性がどれであるかにかかわらずオブジェクトのRDNを表します。宛先データストアがアプリケーションの場合、名前は必須です。