Parse DN (DNの解析)

この名詞は、囲まれたトークンの連結拡張により指定されたDNのバージョンまで拡張します。



Parse DN (DNの解析)


フィールド

宛先DN区切り記号

宛先DNのカスタム区切り記号を指定します。


宛先DNフォーマット

解析されたDNの出力に使用するフォーマットを指定します。


長さ

含めるDNセグメントの数。負の数は、(セグメントの総数+長さ) + 1と解釈されます(たとえば、5つのセグメントで構成されるDNの場合、長さ-1であれば(5 + (-1)) + 1 = 5)、長さ-2であれば(5 + (-2)) + 1 = 4など)。


ソースDN区切り記号

ソースDNのカスタム区切り記号を指定します。


ソースDNフォーマット

ソースDNの解析に使用するフォーマットを指定します。


開始

次のいずれかで始まるセグメントインデックス。

  • 0は最もルートに近いセグメント
  • >0は最もルートに近いセグメントからのオフセット
  • -1は最もリーフに近いセグメント
  • <-1は最もリーフに近いセグメントから最もルートに近いセグメントへのオフセット


コメント

DNは、ソースDNフォーマットで指定されたフォーマットに従って解析されます。開始および長さで指定されたDNの部分は、宛先DNフォーマットにより指定されたフォーマットに変換されます。

カスタムDNフォーマットを指定するには、パラメータを使用します。区切り記号を構成する8文字は、次のように定義されます。

1. Typed Nameブールフラグ: 「0」は名前がタイプ指定されていないことを示します。「1」は名前がタイプ指定されていることを示します。

2. Unicode No-Map Character ブールフラグ: 「0」は、マッピングできないUnicode文字をエスケープ記号付きの16進文字列(\FEFFなど)で出力または解釈しないことを意味します。eDirectoryで使用できないUnicode文字は、0xfeff、0xfffe、0xfffd、および0xffffです。

3. 相対RDN区切り記号

4. RDN区切り記号

5. 名前分割記号

6. 名前値区切り記号

7. ワイルドカード文字

8. エスケープ文字

RDN区切り記号と相対RDN区切り記号が同じ文字の場合、名前の向きはルートの右に、それ以外の場合はルートの左になります。

区切り記号セットの文字が8文字を超える場合、余分な文字はエスケープする必要がある文字と見なされますが、それ以外には特別な意味はありません。

開始および長さがデフォルト値{0、-1}に設定されている場合は、DN全体が使用されます。それ以外の場合は、開始および長さで指定されたDNの一部のみが使用されます。