eDirectory 8.8には、eDirectoryの環境設定中にNovell SecretStore(R) 3.4を設定するオプションが用意されています。eDirectory 8.8以前は、SecretStoreを手動でインストールする必要がありました。
SecretStoreは、簡単で安全なパスワード管理ソリューションです。SecretStoreでは、eDirectoryに対する1つの認証を使用して、UNIX、Windows、Web、およびメインフレームアプリケーションのほとんどにアクセスすることができます。
eDirectoryによる認証が完了すると、SecretStoreに対応するアプリケーションは、適切なログイン認証情報の格納と取得を行います。SecretStoreを使用すると、パスワード保護されているアプリケーション、Webサイト、およびメインフレームへのアクセスに必要なパスワードをすべて記憶しておいたり、同期したりする必要がなくなります。
eDirectoryとともにSecretStore 3.4を設定するには、次の操作を実行できます。
ndsconfig -m ssパラメータを使用します。ここでssは、SecretStoreを表すオプションのパラメータです。モジュール名を指定しない場合は、すべてのモジュールがインストールされます。
デフォルトで、eDirectoryのインストールとともにインストールされます。
SecretStoreの使用法に関する詳細については、『Novell SecretStore 管理ガイド』を参照してください。