WindowsサーバがeDirectoryデータベースファイルを開けない場合

eDirectoryサーバがデータベースファイルを開けない場合、Windowsサーバ上で、これを示すメッセージが通知されます。

他にデータベースのレプリカがない場合、ユーザはログインできません。

他にレプリカがある場合は、ログインが遅くなります。また、これらのレプリカを保持しているサーバ上に通信エラーおよび同期エラーが表示されます。

他にeDirectoryデータベースのレプリカがある場合は、次の手順を実行します。

  1. 管理ワークステーションからNovell iManagerを起動します。

  2. 破損したレプリカをレプリカリングから削除します。

    詳細については、『Novell eDirectory 8.8管理ガイド』の「レプリカを削除する」を参照してください。

  3. sammig.exeユーティリティをNTサーバ上のシステムディレクトリ(通常は、c:\winnt\system32)から実行するか、[スタート]メニュー([スタート]>[プログラム]>[管理ツール(共通)]>[Migration Tool for NetWare])から実行します。

  4. eDirectoryサーバ上に新しいレプリカを作成するオプションを選択します。

このeDirectoryサーバだけにパーティションのレプリカがある場合は、次の手順を実行します。

  1. sammig.exeユーティリティをNTサーバ上のシステムディレクトリ(通常は、c:\winnt\system32)から実行するか、[スタート]メニュー([スタート]>[プログラム]>[管理ツール(共通)]>[Migration Tool for NetWare])から実行します。

  2. [Windows上のNDSのアンインストール]を選択して、移行前のWindowsドメインの状態に戻します。

  3. 操作を続行してアンインストールを完了します。

  4. Migration Tool for NetWareを再起動し、WindowsにeDirectoryをインストールします。

  5. ユーザオブジェクトをNT/2000ドメインからeDirectoryツリーへ移動します。