gateway - IIOP接続コンセントレータサーバ

gateway サーバは、双方向のIIOP接続コンセントレータを提供します。

概要

gateway [-ORBDefaultInitRef <url to jorbd>]

説明

ゲートウェイサーバは、IIOP接続コンセントレータを提供します。 クライアントがサーバ上で実行中のオブジェクトに対話するときは、実際にはORBによって割り当てられたゲートウェイに要求を送信し、これが要求をサーバに転送します。 サーバからの応答は、ゲートウェイを経由して戻されます。 接続コンセントレータは、双方向に機能します。 つまり、クライアントがコールバックオブジェクトを持つ場合、サーバが呼び出すと、呼び出しは再びクライアントのゲートウェイを通過します。

この機能を使用すると、同時に接続されたクライアント上で何万ものシステムを事実上構築できることになります。

オプション

-ORBDefaultInitRef
jorbdがIIOP要求をリッスンするアドレスを指定します。 ゲートウェイは起動されると自身をORBデーモンに登録し、次にORBデーモンは接続するクライアントをさまざまなゲートウェイに割り当てます。

環境

JBROKER_INITIAL_URL環境変数が設定されている場合は、その値はjorbdを検索するために使用されます。 たとえば、Wen32上では次に示すようになります。
set JBROKER_INITIAL_URL=iiopboot://hubble:2506
これにより、gatewayサーバをローカルホストではなく、ホストhubble で実行中のjorbdで登録します。


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