jbrunner は、ORB環境がすべて設定された状態でユーザプログラムを実行します。
jbrunner [options] <class name> <parameters>ここで、optionsには、次が含まれます。
-J<runtime flag> 引数をJavaインタープリタに渡します
-lite ORB Liteを使用します
-classpath <path> ユーザのクラスファイルを見つける場所を指定します
jbrunnerユーティリティは、ユーザプログラムを実行しやすくするためのものです。 ユーティリティは、ORB環境(クラスパスおよびプロパティ)を設定し、パラメータに渡すユーザプログラムのmainメソッドを呼び出します。ORBがJava2拡張としてインストールされ、デフォルトORBとして設定する場合、jbrunnerユーティリティは必要なく、アプリケーションは通常のjavaコマンドを使用して実行される必要があります。 Java2拡張としてインストールされると、jbrunnerユーティリティは拡張の中にもあるクラスのみを実行できます。
-JruntimeFlagランタイムフラグをJavaインタープリタ/ランタイムに渡すために使用されます。 たとえば、-Dオプションと連携して、Java Systemプロパティを設定します。 1つ以上のランタイムフラグを指定するため、複数の-J引数を使用できます。-liteこのフラグは、完全なORBではなくORB Liteを設定するようにjbrunnerに指示します。 ORB.init(..)が明示的にORB実装クラスを指定せずに呼び出される場合、lite ORBが返されます。 このフラグがない場合は、完全なORBが返されます。-classpath pathユーザプログラムの実行に必要なクラスを検索するため、パスjbrunnerを使用するよう指定します。
helloWorldのサンプルサーバを実行するには、examples/src/helloWorldディレクトリに移動して次を実行します。
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