listnc は、ネーミングコンテキストのコンテンツを一覧表示します。
listnc [options] [-context] <path-from-root-context>ここで、optionsには、次が含まれます。
-J<runtime flag> 引数をJavaインタープリタに渡します
-listIORs IORオブジェクトを一覧表示します
-max <integer> 表示する最大バインディングを指定します
listnc は、所定のパスによって指定されたNamingConetxtのコンテンツを一覧表示します。 Namespaceのルートは、orb.resolve_initial_references("NameService")を使用して決定されます。
-JruntimeFlagランタイムフラグをJavaインタープリタ/ランタイムに渡すために使用されます。 たとえば、-Dオプションと連携して、Java Systemプロパティを設定します。 1つ以上のランタイムフラグを指定するため、複数の-J引数を使用できます。-listIORsユーティリティは、ネーミングコンテキストでバインドされたオブジェクトのIORを印刷する必要があることを指定します。-max maxNumber表示する必要のあるNamingContextの最大バインド数を指定します。-context pathFromRootContextルートコンテキストからパスを指定します。 パスの構成要素はスラッシュ(/)で区切られます。 COSネーミングコンポーネントのidおよび種類フィールドは、ピリオド(".")を使用して区切られます。 たとえば、パス/a/b/c.dは、COSネーム [{"a",""},{"b",""},{"c", "d"}]に解析され、{}はNameComponentを示し、[]は完全な複合名を示します。
JBROKER_INITIAL_URL環境変数が設定されている場合は、その値はNameService初期参照を検索するために使用されます。 たとえば、Wen32上では次に示すようになります。set JBROKER_INITIAL_URL=iiopboot://godel:1567これにより、listncユーティリティが、ホストgodelのポート1567で実行中のNameServiceを検索します。注記: これは、-J-DORBDefaultInitRef=iiopboot://hubbleをchngservへのパラメータの1つとして使用することによっても実現され、実際に環境プロパティの設定に適しています。
godel% listnc -J-DORBDefaultInitRef=iiopboot://hubble -listIORs / Id Kind Context IOR
-- ---- ------- ---
secureBank false IOR:010000001500000049444C3A706F6142616E
6B2F42616E6B3A312E300000000001000000000000002C0000000101010006000000676F64656C00
CA09140000004A424B52000300020000010022C2028362616E6B00000000discoverable false IOR:010000002C000000524D493A646973636F76
6572792E446973636F76657261626C653A3030303030303030303030303030303000010000000043
534F3D000000010100000A0000003233302E302E302E3100CA09180000004A424B52000500050000
0000E6000001646973636F766572010000000043534F0100000001hello false IOR:0100000027000000524D493A68656C6C6F57
6F726C64322E48656C6C6F3A30303030303030303030303030303030000001000000000000002C00
00000101010006000000676F64656C00CECA140000004A424B52000100006DA6FAF40000003F0000
000000000000
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