Client Login Extension MSIファイルを設定すると、IdentityManagerClientLoginExtension_xx.msiファイル(またはその配布名)をユーザまたは配布メカニズムに配布できます。 xx は言語(ロケール)の識別子です。 IdentityManagerClientLoginExtension_xx.msiファイルは、インストーラフォルダにあります。
Client Login Extension MSIファイルを実行する予定のすべてのワークステーションに、Microsoft .NET Frameworkをインストールする必要もあります。バージョンの一致を保つには、Client Login Extension機能に付属しているdotnetfx.exeファイルを使用します。このファイルはidmcleフォルダにあります。
メモ:Client Login Extensionは、ネイティブのMicrosoft GINAおよびNovell Client 4.91 SP3でのみ動作します。Novell Client 4.91 SP3を除き、Microsoft GINAを変更するアプリケーションでは動作しません。Client Login Extensionは、Windows XPワークステーションおよびWindows 2000ワークステーションで動作します。
Client Login Extension MSIファイルを実行する予定の各ワークステーションで、dotnetfx.exeファイルを実行してMicrosoft .NET Frameworkをインストールします。セクション 8.2, Novell Identity Manager 3.5用Client Login Extension設定ユーティリティをインストールするのステップ 2を参照してください。
Microsoft .NET Frameworkをインストール後、IdentityManagerClientLoginExtension_xx.msiファイルをダブルクリックして、Client Login Extensionのようこそページを開きます。
ようこそメッセージは、Client Login Extension設定ユーティリティで入力したテキストです。
[
]をクリックして、インストールをスタートします。Client Login Extensionがインストールされたら、[
]をクリックします。(オプション)Client Login Extensionをアンインストールするには、コントロールパネルの[プログラムの追加と削除]ダイアログボックスを開き、[
]をクリックして[ ]をクリックします。Client Login Extension MSIファイルは、標準のMSIインストーラです。これは、msdnにある標準のMsiexec.exeコマンドラインオプションのいずれとでも使用できます。いくつかの例を以下に示します。
Client Login Extension MSIファイル(ユーザインタフェースなし)をインストールするには、コマンドラインに以下のコマンドを入力します。
msiexec /i IdentityManagerClientLoginExtension_en.msi /q
または
IdentityManagerClientLoginExtension_en.msi /q
最後に表示されるモーダルダイアログボックスを除き、ユーザインタフェースのないファイルをインストールするには、次のコマンドを入力します。
msiexec /i IdentityManagerClientLoginExtension_en.msi /qn+
または
IdentityManagerClientLoginExtension_en.msi /qn+
ユーザインタフェースのないファイルをアンインストールするには、次のコマンドを入力します。
msiexec /x IdentityManagerClientLoginExtension_en.msi /q
最後に表示されるモーダルダイアログボックスを除き、ユーザインタフェースのないファイルをアンインストールするには、次のコマンドを入力します。
msiexec /x IdentityManagerClientLoginExtension_en.msi /qn+