インストール中に作成したユーザアプリケーションの環境設定を変更するとします。 たとえば、次のような環境設定と仮定します。
-
識別ボールトの接続および証明書
-
電子メール設定
-
メタディレクトリのユーザ識別情報、ユーザグループ
-
iChain設定
|
インストーラとは別に、環境設定ユーティリティを実行できます。
LinuxおよびSolarisでは、インストールディレクトリ(デフォルトでは、/opt/novell/idm)から次のコマンドを実行します。
configupdate.sh
Windowsでは、インストールディレクトリ(デフォルトでは、c:\opt\novell\idm)から次のコマンドを実行します。
configupdate.bat
|
アプリケーションサーバのスタートアップ時に、ログメッセージ「ポート 8080 使用中、使用されている」とともに例外がスローされる。
|
すでに実行されているTomcat (または他のサーバソフトウェア)のすべてのインスタンスをシャットダウンします。 アプリケーションサーバを再設定して8080以外のポートを使用する場合は、必ずiManagerのユーザアプリケーションドライバのconfig環境設定を編集してください。
|
アプリケーションサーバの起動時に、トラステッド証明書が見つからないというメッセージが表示される。 |
ユーザアプリケーションのインストールで指定したJDKを使用して、アプリケーションサーバを起動するようにします。 |
ポータル管理ページにログインできない。 |
ユーザアプリケーションの管理者アカウントが存在することを確認します。 これを、iManagerの管理者アカウントと混同しないでください。 2つの別の管理者オブジェクトがあります(またはある必要があります)。 |
管理者としてログインできるが、新規ユーザを作成することができない。 |
ユーザアプリケーションの管理者は、最上位のコンテナのトラスティでなければならず、スーパバイザ権限が必要です。 応急処置として、LDAP管理者と同等の権限を持つ、ユーザアプリケーションの管理者権限の設定を試みることができます(iManagerを使用)。 |
アプリケーションサーバの起動時に、MySQL接続エラーが発生する。 |
rootとして実行しないでください(ただし、IDMで提供されたMySQLのバージョンを実行している場合は、この問題はあまり発生しません)。
MySQLが実行されていること(および正しいコピーが実行されていること)を確認してください。 MySQLの他のすべてのインスタンスを強制終了します。 /idm/mysql/start-mysql.shを実行してから、/idm/start-jboss.shを実行します。
テキストエディタで/idm/mysql/setup-mysql.shを調べ、疑わしい値をすべて修正してください。 次に、スクリプトを実行し、/idm/start-jboss.shを実行します。
|
アプリケーションサーバの起動時に、キーストアエラーが発生する。 |
アプリケーションサーバで、ユーザアプリケーションのインストール時に指定したJDKを使用されていません。
次のようにkeytoolコマンドを使用して、証明書ファイルをインポートします。
keytool -import -trustcacerts -alias aliasName -file certFile -keystore ..\lib\security\cacerts -storepass changeit
-
aliasNameは、この証明書に選択した一意の名前に置き換えます。
-
certFileは、証明書ファイルのフルパスおよび名前に置き換えます。
-
デフォルトのキーストアパスワードは、changeitです(別のパスワードがある場合は、それを指定します)。
|
電子メール通知が送信されない。 |
configupdateユーティリティを実行して、[E-Mail From]および[E-Mail Host User Application]設定パラメータに値を指定しているかどうかを確認します。
LinuxおよびSolarisでは、インストールディレクトリ(デフォルトでは、/opt/novell/idm)から次のコマンドを実行します。
configupdate.sh
Windowsでは、インストールディレクトリ(デフォルトではc:\opt\novell\idm)から次のコマンドを実行します。
configupdate.bat
|