NDS™ドキュメントタイプ定義ファイル(nds.dtd)では、Identity Managerエンジンで処理できるXMLドキュメントのスキーマを定義します。このスキーマに準拠しないXMLドキュメントでは、エラーが発生します。
nds.dtdファイルでは次の項目を定義します。
それぞれとともに含める必要があるデータおよびエントリに対して実行できる入力と出力のコマンドおよびイベント(追加、削除、変更、名前変更など)。
ドライバシム、発行者シム、および購読者シムに対するドライバ初期化操作(認証情報、ドライバフィルタ、環境設定オプション、状態など)、およびこれらの操作に必要なデータ。
クラスと属性の定義を規定するためのスキーマ操作。
スキーマのマッピング、一致、作成、および配置に関するルール。
DTDファイルを読むときには次のことに留意してください。
マーカー |
意味 |
---|---|
? |
これらのいずれも含めないか、1つのみを含めることができます。 |
+ |
これらのうち1つ以上を含める必要があります。 |
* |
これらのいずれも含めないか、1つ以上を含めることができます。 |
CDATA |
文字データ。 |
解析済み文字データ |
解析済み文字データ。 |
<! |
要素、エンティティ、または属性の定義の始まり。 |
> |
要素、エンティティ、または属性の定義の終わり。 |
NDS DTD内のすべての要素のリストについては、NDS DTDの要素を参照してください。