<placement-rules>は、オブジェクト配置ルールのトップレベル(ドキュメント)要素です。 オブジェクト一致ルールは、DirXML-SubscriberまたはDirXML-PublisherオブジェクトのDirXML-PlacementRule属性が指しているDirXML-RuleオブジェクトのDirXML-XmlData属性に保存されています。
オブジェクト配置ルールを使用して、ソース内の<追加>イベントの結果としてこれから作成されるオブジェクトの識別名を生成します。変更追加既存の作成ルールが適用されて、<追加>が拒否されなかった場合にのみ、その後でオブジェクト配置ルールが適用されます。
<placement-rules>には、<placement-rule>要素が含まれていないか1つ以上含まれています。配置ルールプロセッサは、適切なルールが見つかるまで各<placement-rule>を順番に評価します。適切なルールが見つかると、そのルールによって<追加>のdest-dn属性が入力されます。
ソースイベントの識別名フォーマットは、src-dn-formatまたはsrc-dn-delimsのどちらかによって指定されており、ソースアプリケーションで実際に使用されているフォーマットと一致する必要があります。ターゲットイベントの識別名フォーマットは、dest-dn-formatまたはdest-dn-delimsのどちらかによって指定されており、ターゲットアプリケーションで実際に使用されているフォーマットと一致する必要があります。 Identity Managerを通じてeDirectoryで使用されるフォーマットは円記号です。
ほとんどのアプリケーションではいずれかの標準DNフォーマットで十分ですが、場合によってはカスタム区切り記号セットを指定する必要があります。区切り記号セットを構成する8文字は、次のように定義されます。
タイプされた名前のブールフラグ: 0は名前が入力されていない、1は入力されていることを意味します
Unicode*マップなし文字ブールフラグ: 0は、マップできないUnicode文字をエスケープ文字付きの16進数文字列(\FEFFなど)として出力も解釈もしないことを意味します。Unicode文字の0xfeff、0xfffe、0xfffd、および0xffffは、eDirectoryでは使用できません。
相対RDN区切り記号
RDN区切り記号
名前ディバイダ
名前の値の区切り記号
ワイルドカード文字
エスケープ文字
RDN区切り記号と相対RDN区切り記号が同じ文字の場合は、名前の向きは右から左になり、異なる文字の場合は左から右になります。
<placement-rules src-dn-format="slash" dest-dn-format="ldap"> <!-- for Users coming from the subtree \Tree\novell in eDirectory--> <!-- place them in the same relative hierarchy under o=novell --> <placement-rule> <match-class class-name="User"/> <match-path prefix="\TREE\novell"/> <placement><copy-path-suffix/>,o=novell</placement> </placement-rule> <!-- for all other users and groups --> <!-- place them in the department container under novell --> <placement-rule> <match-class class-name="User"/> <match-class class-name="Group"/> <placement>cn=<copy-name/>,ou=<copy-attrattr-name="OU"/>,o=novell</placement> </placement-rule> <!-- for everything else, try to mirror the hierarchy --> <placement-rule> <placement><copy-path/></placement> </placement-rule></placement-rules>
( placement-rule * )
なし