DesignerはEclipseベースのツールで、Identity Managerシステムの設計、展開、および文書化に使用されます。Designerのグラフィカルインタフェースを使用すると、オフライン環境でシステムを設計およびテストしたり、システムを運用環境に展開したり、展開システムの詳細をすべて文書化したりすることができます。
図 5-3 Designer for Identity Manager
設計: Designerには、システムをモデリングできるグラフィカルインタフェースがあります。これには、ユーザがIdentity Managerとアプリケーションとの間の接続を作成および制御したり、ポリシーを設定したり、接続アプリケーション間のデータフローを操作したりすることができるビューがあります。
展開: Designerでの操作は、展開の開始時に運用環境に展開されます。これにより、運用環境でライブにする前に、ユーザが実験、結果のテスト、および問題の解決を行えます。
文書化: システム階層、ドライバ設定、ポリシー設定などを示す詳細なドキュメントを生成することができます。基本的に、システムの技術的な側面を理解するにはすべての情報が必要ですが、ビジネスルールおよびポリシーの遵守の確認に役立ちます。