8.4 サイレントモードまたはコンソールモードでのRISインストーラの実行

このリリースには、RIS (Rest Information Service)機能を設定するのに使用できる別のインストーラが付属しています。この機能は、RESTをサポートするRIS.warファイルを設定します。RIS経由で表示されるRESTリソースは、SOAPコールを実行し、さまざまなRBPMシステムから情報を収集します。

RISインストーラは、コンソールモードまたはサイレントモードのいずれかで実行できます。インストーラを実行するには、RISインストーラのプロパティファイルをまず編集する必要があります。いったんプロパティファイルを編集したら、次のコマンドでそれを開始します。

RisUpdateWar -i silent -f <path to the properties file> 

例:

RisUpdateWar -i silent -f /home/jdoe/idm-install-files/silent.properties 

インストーラは次の情報を要求します。

RISのインストールには次のプロパティがあります。

表 8-3 RIS環境設定プロパティ

プロパティ

説明

NOVL_INSTALL_HOST

RIS.warが展開されるホストの名前です。この名前はlocalhostにはできません。

必須。

NOVL_USERAPP_PORT

RBPMユーザアプリケーションが実行するように設定してあるポートです。

必須。

NOVL_CONTEXT_NAME

ユーザアプリケーションのコンテキスト名です。

必須。

RIS_INSTALL_DIRECTORY

RIS.warが格納されているディレクトリです。

必須。

RIS_WAR_FILE

RIS.warファイルの名前です。

この値は変更しないでください。

RIS_INSTALL_LOG

インストーラのログファイルの名前です。このファイルには任意の名前を付けることができます。インストーラは、RIS_INSTALL_DIRプロパティで指定された場所にファイルを書き込みます。

このプロパティを空白のままにすると、RIS-Install.logがデフォルトのログファイルになります。

オプション。