このドキュメントでは、Novell Designer 4.0.1の既知の問題およびその他の情報について説明しています。
Designer 4.0.1 for Identity Managerの[新機能]セクションはこのビルドに含まれています。このセクションは、Designer 4.0.1がリリースされた後でもオンラインで利用可能です。
Designer 4.0.1 for Identity Managerのマニュアルはこのビルドに含まれています。このマニュアルは、最新のバージョンがリリースされた後でもオンラインで利用可能です。
このReadmeでは、Designerバージョン4.0.1の既知の問題について説明しています。このReadmeの他に、別の『Identity Manager 4.0.1 Readme』があります。
以下の製品については、追加のマニュアルリソースも用意されています。
DesignerをインストールしてからDesignerのヘルプトピックを参照する
Designerで、
の順にクリックします。ブックを選択し、目次を参照して、トピックをクリックします。
Designerをインストールした後にDesignerの特定の情報を検索する
の順にクリックして、テキストを入力します。
または
任意のページ上で<F1>を押します。(Linuxの場合、<Ctrl>+<F1>)
フィールドにトピックを入力し、 をクリックします。
Designerには、ブラジルポルトガル語、簡体字中国語、繁体字中国語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、およびスペイン語用のユーザインタフェースの翻訳が含まれています。ユーザインタフェース言語は、インストールやランタイム中に[初期設定]ダイアログボックスを通じて選択できます。
このリリースには、Designerランタイムヘルプまたは製品のマニュアルの翻訳は含まれません。今回、Designerにより生成されたプロジェクトのマニュアルは英語でのみ用意されています。
一部のプラグインはメタディレクトリで指定され、メタディレクトリでサポートされている言語でのみ取得できます。これには、中国語(簡体)、中国語(繁体)、フランス語、ドイツ語、および日本語が含まれます。一部のサードパーティのプラグインは英語でのみ利用可能です。
一部のユーザから、Windows上にDesignerをインストールできないという報告が寄せられています。インストールは開始されますが、次のエラーで閉じます。
"This Application has Unexpectedly Quit."
この問題が発生した場合、
Designerのinstall.exeファイルを右クリックし、[ ]を選択し、[ ]タブを選択します。
[
]セクションで、[ ]オプションを選択し、ドロップダウンメニューから[ ]を選択します。Designerのインストールは通常に実行されます。
Designer 4.0.1はWindows Vistaで公式にテストされ、サポートされています。ただし、Windows Vistaでユーザアカウント制御(UAC)をオンにした場合、プログラムは一部のネットワークの場所にアクセスできないため、Designerをネットワークドライブにインストールできないことがあります。この問題は、ネットワークの場所にアクセスするためにコマンドプロントを使用した場合にも生じることがあります。
この問題を解決するには、EnableLinkedConnectionsレジストリ値をMicrosoft Knowledge Baseの 2007年7月 20日付の記事「After you turn on User Account Control in Windows Vista, programs may be unable to access some network locations」に従って設定する必要があります。
次の手順に従って、EnableLinkedConnectionsレジストリ値を設定する回避方法を適用してください。
regedit」と入力して、 を押します。
をクリックして、 ボックスで「以下のレジストリサブキーを探して右クリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System.
[
]を選択し、[ ]をクリックします。「EnableLinkedConnections」と入力して、 を押します。
を右クリックして、 をクリックします。
データボックスで、「1」と入力して、 をクリックします。
レジストリエディタを終了し、コンピュータを再起動します。
2バイト文字が含まれているパスでインストールする際に、東アジア言語パックがインストールされている英語版のWindowsをオペレーティングシステムとして実行している場合、圧縮ファイルを解凍できないことを通知するエラーがインストールパッケージで発生します。Windowsのファイルパスでダブルバイト文字セット(DBCS)を使用すると、OSベンダーまたはインストールフレームワークのベンダーが原因の問題が発生することが報告されています。別の方法として、ローカライズされたオペレーティングシステムにインストールする場合は、DBCSパスにインストールできます。
一部のLinuxバージョンでは、次の問題が発生します。
Invocation of this Java Application has caused an InvocationTargetException. This application will now exit.
xhostプログラムを使用すると、他のホストとユーザがXサーバに接続するのを許可しないことで、Linuxのセキュリティを向上します。 有効なユーザとしてログインし、rootとしてインストールを実行しようとすると、このエラーが発生する場合があります。 xhostの詳細については、xhostのメインページを参照してください。
SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED 11)およびopenSUSE 11.1プラットフォーム上に次の警告メッセージが表示されます。
Gtk-Message: Failed to load module "gnomebreakpad": libgnomebreakpad.so: cannot open shared object file: No such file or directory
Gtk-Message: Failed to load module "canberra-gtk-module": libcanberra-gtk-module.so: cannot open shared object file: No such file or directory
これらのメッセージは無視しても安全です。
問題を回避するには、PuTTYおよびXming経由でDesignerを起動します。
PuTTYをダウンロードすると、それをWindowsフォルダに保存します。
Xmingをダウンロードし、それをインストールします。
タスクバーで
> をクリックします。コマンドプロンプトからPuTTYを開き、Xディスプレイの場所に「127.0.0.1:0.0」を貼り付けます。
カテゴリで、
に移動します。カテゴリで、[
]に移動し、デフォルト設定をクリックして保存します。PuTTYを再び開いて、Linuxシステムにログインします。
Designerを起動します。
Designer 4.0.1 ReadmeをDesigner 4.0.1のインストール時に開くと、画面に意味不明な文字が表示されます。さらにエラーも表示されます。このメッセージは無視しても安全です。Readmeファイルは、インストールが正常終了すると正しく表示されます。
この問題はおそらく、以前のNICIバージョンが正常にアンインストールされず、ファイルシステム上に一部の余分なファイルが残ったままになっていることによって発生します。
この問題を回避するには、システムからすべてのNICIファイルを削除して、DesignerおよびNovell Clientを再インストールします。
パスワードは難読化されています。ただし、プロジェクトファイルに他の重要なデータが含まれている場合でも、それは暗号化されないので、情報を守るために注意を払う必要があります。
Linuxでは、2バイト文字表示用の埋め込みフォントをサポートしないPDFリーダー(Evince)がデフォルトで使用されている場合があります。 これらの言語にはAdobe Acrobat Reader for Linuxを使用してください。
メモリ障害を回避するために、識別ボールト、ドライバ、およびドライバセットに対して個別にドキュメントを生成してください。
次の項では、製品リリース時の既知の問題について説明します。
Designerを特定の言語で実行している場合、デフォルトでは実行している言語の通知テンプレートのみ表示されます。その他の言語でテンプレートを表示するには、アウトラインビューのフィルタ設定を変更します。
アウトラインビューの右上隅にある[
]アイコンをクリックします。表示する言語を選択します。
また、新しいテンプレートを作成する際には、新しいテンプレートが正しくフィルタされるように、正しい言語コードをテンプレート名に追加する必要があります。たとえば、ドイツ語テンプレートの名前は<TemplateName_de>である必要があります。言語コードは以下のとおりです。
Windows Vistaでは、特別に許可しない限りアプリケーションが「管理者」として実行されることを防ぐ、新しい「ユーザアカウント制御」機能が実装されています。
DesignerがWindows Vistaに正しくインストールされない、またはWindows Vistaへのインストール後に起動しない場合には、以下のようにします。
デスクトップでDesignerのショートカットを右クリックします。
[
]を選択します。Windows Vista (UltimateおよびBusinessバージョン)でDesignerの自動アップデートが動作するようにするには、ログインユーザは管理者または管理者と同等であることを確認してください。
Windows VistaでDesignerを実行している場合、Windows 2003サーバに対してライブオペレーションを行うときに、パフォーマンスが低下することがあります。この問題は、Windows VistaでのTCP自動チューニングを無効にすれば、解決することができます。そのためには、コマンドプロンプトを起動して、次のように入力します。
netsh interface tcp set global autotuninglevel=disabled
Designerのインストール中に、次のエラーメッセージが表示される場合は、Designer実行ファイルのパスが長すぎることが理由の1つとして考えられます。エラーメッセージにかかわらず、Designerのインストールは正常に完了しますが、NICIのインストールが失敗します。
Error Executing the Specific Program C:\Users\Administrator\AppData\Local\Temp\pftE915~tmp\Disk1\Setup.exe -s -f1C:\Users\Administrator\Desktop\designer_cdimage_win\linux\final\designer_win32\designer_install\components\nici\wcniciu0.iss -f2C:\Users\Administrator\AppData\Local\Temp\designerNici.log
この問題を回避するには、<Designerのインストール場所>\components\nici\wcniciu0.exeコマンドを実行してNICIを手動でインストールします。
Windows Vista上でDesignerを使用してライブオペレーションを実行した後、Designerを閉じる際にJVMがクラッシュすることがあります。これはJClientの誤ったコールのために発生します。この問題が発生してもデータが失われることはありません。単にエラーウィンドウを閉じてください。
この問題は現在対応中です。
アプリケーションスキーマは、デフォルトでは自動的にインポートされません。プロジェクトをインポートした後は、次の操作を行うことによって、いつでもアプリケーションスキーマの更新操作を指定のアプリケーションに対して実行できます。
ドライバを右クリックします。
を選択します。
この初期設定は
を選択して、 を選択することによって変更することもできます。標準的なWindows XPのデザインでは、120 DPIのテキストは大きすぎます。次のようにして、表示設定を調整します。
[コントロールパネル]で、
の順に選択します。[
]で、[ ]を[ ]に切り替えます。120 DPI以上のフォントが必要なディスプレイを使用している場合は、[ClearType]にする必要があります。明示的なアンチエイリアス機能に加えて、ClearTypeはフォントをより鮮明にします。[ClearType]にしない場合、フォントが過度に細くなり、読みにくくなります。
をクリックして、次に をクリックします。
フィールドで、 、 、および のサイズを削減します。
タイトルバーを小さくし、関連するコントロールを望ましいサイズに変更します。
アイコンの間隔とスペースバーの幅を修正します。
ディスプレイが高解像度に設定されていることを確認します。
これにより、HDモニタにおけるほとんどの表示問題が解決されます。
大規模な操作(たとえば、複数オブジェクトのコピーと貼り付け)でパフォーマンスを最大限にしたい場合、[アウトライン]ビューを非表示にするか閉じると、パフォーマンスが最大10倍速くなります。また、プロパティビューも閉じると、追加の高度なパフォーマンスを得ることができます。これらのビューを素早く復元するには、
をクリックします。プロジェクトにJDBC 3.5ドライバが含まれている場合は、デフォルトのドライバ名がJDBC 3\.5となっていることが分かります。これは通常の状態であり、ドライバは正しく展開されます。
Designer 2.1.1のワークスペースはDesigner 4.0.1と互換性がありません。Designerはプロジェクトと環境設定情報をワークスペースに保存します。これらのワークスペースには、Designerの異なるバージョン間での互換性はありません。Designer 4.0.1が、旧バージョンのDesignerで使用していたワークスペースではなく新しいワークスペースを指すようにする必要があります。
役割エディタではファンアウトドライバ機能がサポートされていないため、SAPドライバ用の論理システムを選択できません。ロールエディタはエンタイトルメントを表示しますが、複数の論理システムを差別化することはできません。
この問題を解決するには、まず古いプロジェクトをDesigner 3.0.1に変換してからそれらをDesigner 3.5にインポートします。
Designer 4.0.1がインストールされているローカルマシンにDesigner 3.5 ワークスペースをマウントした後で、Designer 3.5プロジェクトをDesigner 4.0.1を変換した場合、プロジェクトコンバータはDesigner 3.5プロジェクトを変換しません。
この問題に対応するには、Designer 3.5ワークスペースをローカルマシンにコピーし、そこでDesigner 4.0.1をインストールし、Project Converterを実行します。
XULRunnerの問題のため、内部Webブラウザは正常に機能しません。
この問題を回避するには、外部ブラウザを
から有効にします。これにより、Mozilla Firefox、Microsoft Internet ExplorerなどのシステムデフォルトのWebブラウザを通じてiManager URLが起動されるようになります。ECMAScriptは、それらのリンクとともに展開する必要があります。ECMAScriptを直接展開してもリンクは展開されません。ECMAScriptをドライバに接続するリンクがある場合にのみ、プロビジョニング要求定義(PRD)に展開された(eDirectory)スクリプトを追加できます。
次のいずれかの方法でECMAScriptをドライバにリンクできます。
右クリックから
を選択してドライバ内のリンクを展開します。をクリックし、ドライバ上にポリシーリンクを作成します。ドライバが次のプロジェクトにインポートされると、ECMAScriptのリンクもインポートされます。
次のプロジェクトのアウトラインビューにスクリプトが表示されたら、[Driver Configuration (ドライバ環境設定)]に移動し、
タブをクリックして手動でスクリプトを追加します。これによりスクリプトとドライバ間のリンクが作成されます。エンティティタイプが指定されていない場合、MVEditorルックアップ選択は検索結果をフィルタし、正しい値を表示します。エンティティタイプが指定されている場合、DALクエリが正しい値を返さなくなります。
問題を回避するには、グローバル式を指定する場合、グローバルクエリがすでに定義内のエンティティキーを参照しているので、DALエンティティキーを指定しないでください。DALエンティティキールックアップを指定して表示式をマップするか、DALクエリのグローバル式を指定するかのいずれかを行えますが、同時に両方を行うことはできません。
この問題は、属性名でアンダースコア(_)を使用する場合に発生します。たとえば、TestNameまたはTest-Nameなどの属性は問題なく機能しますが、Test_Nameは機能しません。
Designerに付属するローカル履歴の初期設定はEclipseの機能です。これらの初期設定は、Designerデータをキャッシュするためのものではありません。
Designerがキャッシュできる履歴を最小化する
の順にクリックし、[Local History Preference (ローカル履歴の初期設定)]ページにアクセスします。
次の初期設定値を設定します。
Days to keep files (ファイルを保持する日数): 1
Maximum entries per file (1行当たりの最大エントリ): 1
Maximum file size (MB) (最大ファイルサイズ(MB)): 1
Designerを再起動し、変更された値を適用します。
Designerのライブシステムからそれをインポートした後でプロジェクトを作成すると、DesignerはIdentity Vaultのプロパティビューでポートを正しく設定しません。
この問題に対応するためには、Identity VaultのプロパティビューでLDAPポートを変更して、インポートされたプロジェクトを展開します。
一部のインストールにおいて、SLED 10 SP1ワークステーション上でJVM terminated exit code=1エラーが発生することが報告されています。/etc/X11/xorg.confファイルで以下の変更を行うことで、一時的な回避策を適用することができます。
Section "Extensions"
Option "MIT-SHM" "no"
EndSection
この拡張機能を無効にすると、パフォーマンスが悪化することに注意してください。
openSUSE 10.3のGNOMEインタフェースの初期状態では、Identity Manager Designerは動作しません。たとえば、DesignerはGNOMEの下で起動せず、ツールヒントの上でマウスをホバーリングするとすぐにDesignerがクラッシュするか、[プロジェクト]ビューからオブジェクトを削除するときにDesignerがクラッシュする場合などです。GNOMEを持つopenSUSE 10.3 がDesigner 3.
以降では、openSUSE.orgのすべてのライブラリを更新する必要があります。 以下が含まれていることを確認してください。bug-buddy
gtk2
更新を実行するときに問題が発生するか、更新サーバを設定する必要がある場合は、追加のヘルプについて、「YaSTオンライン更新」のマニュアルにアクセスしてください。
openSUSE 10.3でStartDesigner.shを使ってDesignerを起動するときに、コンソールで次のエラーが発生する場合があります。
"*** stack smashing detected ***: ~/designer/jre/bin/java terminated"
Designerは起動しません。このエラーは、LinuxデスクトップでSmart Common Input Method platform (SCIM)言語入力システムを使用している場合、特にGTK用のscim-bridge-gtkモジュールを使用している場合に生じることがあります。このエラーは、次の2つの方法のいずれかで解決できます。
scim-bridge-gtkモジュールを削除します。
GTK_IM_MODULE=xim環境変数をエクスポートします(詳細な手順については、export GTK_IM_MODULE=ximをクリックしてください)。
すべてのLinuxディストリビューションを公式にサポートすることは不可能ですが、多くの顧客から、Ubuntuなど、DebianベースのディストリビューションでDesignerを実行することに成功したという報告が寄せられています。この操作を行うには、次のステップを完了します。
Cool Solutions Webサイトから選択したフォルダにDesignerをダウンロードし、抽出してください。
alien、rpm、およびgettextパッケージをインストールするために、Ubuntu synapticパッケージを使用します。
または
コマンドラインから、sudo apt-get -f install alien rpm gettextを入力します。
ディレクトリをdesignerInstallDirに変更します。
コマンドラインで「sudo rpm -ivh --nodeps components/nici/nici.i386.rpm」と入力します。
これにより、コマンドラインで「rpm -qa」と入力した場合にインストーラがチェックするRPMデータベースにエントリが追加されます。
gettext RPMは標準のDesignerインストーラでも必要です。任意のインストール可能なgettext.rpmバージョンをダウンロードし、それをインストールします。たとえば、 rpm -ivh --nodeps gettext[version].rpmなどです。これにより、RPMデータベースにgettextエントリが追加されます。
通常のデスクトップユーザとして、標準のDesignerのデスクトップユーザとして、/installスクリプトを実行します。
LinuxでeDirectoryを実行していて、さらにDesignerを実行する場合は、Designerをrootとして実行する必要があります。 eDirectoryのインストールでは、そのベースパッケージをrootとしてインストールすることが必要です。これにより、一般的なユーザにそれらを実行させないようにします。特に、インポートまたは展開中、またはツリーに接続中にルート以外のユーザで実行中の場合、Designerがクラッシュします。
gtk-qt-engine RPMがインストールされている環境でDesignerを実行することは、推奨していません。このRPMパッケージは、SUSE Linuxおよび他の一部のLinux配布でインストールされます。このパッケージがインストールされると、既知の問題によってクラッシュとDesignerテーマの問題が発生します。
このRPMパッケージを使用する場合は、最新バージョンを取得してください。KDE Web サイトからダウンロードすることができます。
パッケージが最新バージョンである場合でも、Designerのテーマ機能は存在しない場合があります。
gtk-qt-engine RPMパッケージがインストールされているかどうかを判断するには、次のコマンドを入力してください。
rpm -qa|grep gtk-qt
リストに「gtk-qt-engine」が表示される場合は、rootユーザとして次のコマンドを発行して、このパッケージを削除する必要があります。
rpm -e gtk-qt-engine
GNOMEで表示に関する問題が発生した場合、次の操作を行ってください。
[
]メニューを選択します。> の順にクリックしてから、アプリケーションフォントのサイズを小さくします。
また、テーマ要素も目的に合わせて調整できます。
GTKテーマ要素はDesignerのパフォーマンス問題を引き起こす可能性があることに注意してください。 特にプルダウンメニューなどの機能を使用するときにDesignerの動作が遅くなる場合には、簡略化されたGTKテーマへの変更を試すことができます。
大抵の場合は、このプロセスによって表示問題が修正されます。
Eclipse (Designer)はGTKアプリケーションであるため、qtベースのテーマではなく、GTKテーマを使用してください。
まずは、テーマの使用準備を行う必要があります。
gtk-qt-engineパッケージを削除する必要があります。これは、YaSTを使用するか、gtk-qt-engineを使用したLinuxでのDesignerの実行で指定された手順を使用して行うことができます。
Linuxシステムには、次のパッケージがインストール済みである必要があります。 GNOMEサブシステムをインストールしている場合には、これらのパッケージは既にインストール済みとなっています。
gtk-engines
gtk2-engines
control-center2 (Gnomeコントロールセンター)
gtk2-themes (またはダウンロード済みのテーマ)、および関連するすべての依存プログラム
gnome-themesは、Gnomeコントロールセンターを使用してテーマを設定する場合でのみ必要です。
前提条件を完了したら、次のいずれかを実行します。
[KDE SUSE]メニューから、使用するGTKテーマとフォントを設定します。
の順に選択します。このコントロールセンターは、KDEを起動するたびに自動的に実行されるように設定できます。 これを行うには、次のコマンドを入力します。-s /opt/gnome/lib/control-center-2.0/gnome-settings-daemon /home/user/.kde/Autostartで
には、自分のユーザ名を使用します。
ユーザのホームディレクトリ、またはGTK2_RC_FILESを検索するように設定されたシステムにあるディレクトリで、GTKコントロールファイル(通常は「.gtkrc-2.0」)を作成します。「 set |grep gtk」を入力すると、この環境変数を設定する方法、およびこの環境変数が必要とするファイルが表示されます。 ご希望のフォントとGTKテーマを使用できます。
例: include "/opt/gnome/share/themes/Xfce-stellar/gtk-2.0/gtkrc" style "user-font"
/gtkrc" style "user-font"
{
font_name="Sans Serif 6"
}
widget_class "*" style "user-font" gtk-theme-name="Xfce-stellar"
gtk-font-name="Sans Serif 6"
Designerを起動するには、Designer.iniファイルにXULrunner 1.8.1.21バージョンを追加します。
/usr/libディレクトリでXULrunnerのバージョンを確認します。
Designer.iniファイルを修正して、XULrunnerの情報を追加します。
Designerインストールディレクトリから、Designer.iniファイルを開きます。
以下の行をDesigner.iniファイルの最後に追加します。
-Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=/usr/lib/xulrunner-1.8.1.21/
Designer.iniファイルを保存して、Designerを起動します。
xulrunnerの32ビット版が64ビットのLinux配布にインストールされている場合、Designerを起動する際、ようこそページが表示される際、またはヘルプトピックを表示する際にJVMがクラッシュする可能性があります。この問題を解決するには、次の手順に従います。
Designerインストールディレクトリに保存されているDesigner.ini ファイルを開きます。
以下の行をDesigner.iniファイルの最後に追加します。
-Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=/usr/lib/xulrunner-1.9/
Designer.iniファイルを保存して、Designerを起動します。
Linuxでようこそページが正しく表示されない場合、その原因は、XULrunnerのバージョンとEclipseの互換性がないためであると考えられます。Designerは、XULrunnerが提供している内蔵ブラウザをいくつかの場所で使用しており、それにはようこそページとヘルプシステムが含まれています。
XULrunnerの互換性のあるバージョンをダウンロードするには、次の手順に従います。
Linux用のXULrunnerインストーラをダウンロードします。
以下のコマンドをrootで実行し、XULrunnerの現在のバージョンの登録を解除します。
xulrunner --unregister-global
XULrunnerをインストールする手順に従います。
Designerを再起動して、ようこそページが予期したとおりに動作していることを確認します。
ダイアログボックス内のボタンがマウスのクリックに反応しない場合、次のいずれかの方法で問題を回避することができます。
SpaceキーまたはEnterキーを使用して、ボタンを有効にします。
export GDK_NATIVE_WINDOWS=trueをStartDesigner.shファイルに追加します。
ドライバの作成時または設定時に、ドロップダウンオプションを選択できないことがあります。問題を回避するには、次の回避策を実行します。
ドロップダウンメニューをクリックするときに、左マウスボタンをホールドし続けます。
必要なオプションがハイライトされるまで、左マウスボタンをホールドし続けます。
マウスの左ボタンを放してオプションを選択します。
openSUSE 11.2プラットフォーム上のヘルプコンテンツを参照すると例外が発生します。これは恐らく、XULrunnerのご使用のバージョンがEclipseと互換性がないためです。問題を回避するには、次の回避策を使用します。
xulrunner-1.8.1.3.en-US.linux-i686.tarファイルをダウンロードし、それをopenSUSE 11.2上にインストールします。
手順については、一部のLinux配布で、ようこそページが表示されないのインストール手順を参照してください。
Designerインストールディレクトリから Designer.ini ファイルを開いて、最後の行に以下の行を追加します。
-Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=/usr/lib/xulrunner
Designer.iniファイルを保存して、Designerを再起動します。
ワークフローによって使用されるフォーム上のフィールドによって「未定義」の値が返される場合、フォームにはエラーメッセージも警告メッセージも表示されません。この状況はスクリプトの問題によって生じます。一般的に、フォームスクリプトが「未定義」と評価する場合、そのスクリプトはエラー状態にあると考えられます。この問題を回避するには、事前のマッピングで「未定義」にならないようにします。このためには、try/catch/finallyブロックを使用して、各コントロールに常に有効な値が送信されることを確実にします。
プロビジョニング要求定義にトラスティ権を設定する場合や、ECMA式ビルダから識別ボールトにアクセスする場合、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
Cannot connect to host 'xxx', verify the address is correct and the server is running.
アドレスが正しくサーバが起動している場合でも、接続が遅いとこのエラーが発生することがあります。
接続タイムアウトを変更するには、
で設定を行います。プロビジョニング要求定義の受託権限を設定するときなど、プロビジョニング要求定義エディタから識別ボールトを接続する場合には、識別ボールト資格情報の入力が求められます。入力したパスワードが正しくないときに、[識別ボールト資格情報]ダイアログボックスで
ボタンをクリックすると、識別ボールトに接続できず、資格情報の再入力は求められません。この問題に対処するには、[モデラー]ビューにアクセスして、プロジェクトでの識別ボールト資格情報を再設定します。
役割エディタのリソースリストで、関連付けられているリソースの読み取り専用リストが役割と共に使用できます。このリストの情報は、役割カタログがeDirectoryからインポートされる際に取得され、すべての役割に対して更新されます。新しいリソース関連付けは表示できますが、ユーザアプリケーションから削除されたリソース関連付けは表示できません。
この問題を回避するには、削除したリソース関連付けがリソースリストから削除されていることを確認してください。
役割カタログからライブインポートを実行する前に、ナビゲータビューに移動して、\MyProject\Model\Provisioning\AppConfig\RoleConfig\ResourceAssociationsフォルダに移動します。
ResourceAssociations.digestファイルを除くフォルダ内のすべてのファイルを削除します。
プロビジョニングビューから、役割カタログオブジェクトを選択して、すべてのリソース関連付けを再びインポートして更新された正しい情報が提供されるようにライブインポートを実行します。
ユーザアプリケーションドライバをバージョン管理対象のプロジェクトに追加して比較を実行すると、(再度プロジェクトにチェックインした後に)次の例外がエラーログに記録されることがあります。
Unable to find a light item for the path: Model/Provisioning/AppConfig/.appconfig
このエラーは無視しても構いません。
プロジェクトアーカイブファイルをDesignerにインポートする場合に、既存のチーム定義が表示されないことがあります。また、エラーログに次のエラーが記録されます。
org.eclipse.core.internal.resources.ResourceException: Resource'/myProject/Model/Provisioning/AppConfig/TeamDefs/TeamDefs.digest'
チーム定義を使用できるようにするには、Designerを再起動します。
ユーザアプリケーションのユーザインタフェースとDesignerの両方を使用して役割を作成すると、Designerのライブ比較機能に予想された結果が表示されないことがあります。この問題を回避するには、次のいずれかの手順を実行します。
すべての役割を作成、削除、または変更するためにDesignerのみを使用します。
展開中に表示される[比較]ウィンドウを使用します。[比較]ウィンドウに正しい結果が表示されます。比較結果を確認したいのみの場合、展開をキャンセルできます。
プロビジョニング要求定義(PRD)が開いており変更が保存されていない状態で、プロビジョニングオブジェクトに対してバージョン管理へのコミットを実行すると、エラーログにNULLポインタ例外エラーが記録されます。[エラーログ]ビューを開いていないと、コミットが失敗したことに気付かない可能性があります。この問題は、プロビジョニングオブジェクトをバージョン管理にチェックインする前に保存するか、オブジェクトを保存せずに閉じれば容易に回避できます。
プロビジョニング要求定義(PRD)をプロビジョニング要求定義エディタで開いているときにPRDを元に戻すと、エディタがいったん閉じて再度開き、更新バージョンのPRDが表示されます。これはプロビジョニング要求定義エディタの通常の動作です。
[ロケールとローカリゼーションリソースグループ]ウィンドウ(
)を使用してロケールを追加または削除してから、バージョン管理の[ ]を実行すると、Designerに、ローカルオブジェクトが変更されていると間違って示されることがあります。これは、変更は行っていないけれども をクリックしてウィンドウを閉じた場合に発生します。このメッセージは、[ ]ではなく、[ ]をクリックすることで表示されません。3.6.1に移行したユーザアプリケーションドライバで読み込み専用プロビジョニング要求定義(役割オブジェクトや検証オブジェクトなど)の1つにトラスティを設定すると、Designerによってプロビジョニング要求定義の不要なコピーが作成されます。このため、プロビジョニングビューに同じ名前のオブジェクトが2つ表示されます。
不要なオブジェクトを削除する
プロジェクトをバックアップします。
プロジェクトを開いてナビゲータビューにアクセスし、プロジェクトのModel\Provisioning\AppConfig\RequestDefsフォルダに移動します。
ナビゲータビューにはプロビジョニング要求定義が.prdファイルおよび.digestファイルとして表示されます。プロビジョニング要求定義の不要なコピーは、名前は同じですが番号が付加されています。たとえば、検証レポートは、ナビゲータビューにはAttestationReport.prdおよびAttestationReport.digestとして表示されます。不要なコピーは、AttestationReport1.prdおよびAttestationReport1.digestとして表示されます。
AttestationReport1.prdやAttestionReport1.digestなど、名前に数字が追加されたファイルを削除します。
プロジェクトを保存します。
Identity Manager 4.0.1エンタイトルメントではJSON式を使用できます。ただし、生成された式はたとえば次のような簡単なパラメータを返します。
carpathia.qalab.com
式を編集してJSON式になるようにしてください。たとえば、Active Directoryドライバの場合、次のように式を変更します。
{"ID", "carpathia.qalab.com"}
3.7以前のユーザアプリケーションバージョンから移行されるユーザアプリケーションドライバを操作する間は、通知テンプレートを手動で追加して、展開する必要があります。通知テンプレートを展開するには、以下の手順に従います。
Designerのアウトラインビューに移動します。
移行された環境が作成される識別ボールトに移動します。
を右クリックします。
をクリックしてから、 を右クリックします。
の順に移動して、すべての変更を展開します。
Identity Managerドライバの移行は、もはやDesigner 4.0.1のオプションではありません。Designer 4.0.1は、ドライバパッケージのアップグレードのみをサポートしています。 ユーザアプリケーションドライバの以前のバージョンを4.0.1バージョンにアップグレードするためには、4.0バージョンにドライバを移行して、ユーザアプリケーションパッケージを使用して4.0.1にアップグレードしてください。
大型プロジェクトを比較する場合やプロジェクトを比較する時に接続が非常に遅くなる場合に発生する、断続的な問題があります。比較の実行には長い時間がかかり、すべての項目が[比較]ウィンドウに表示されるわけではありません。ほとんどの場合、この問題はもう一度実行すると解決されます。問題が解決しない場合は、ステータススレッドを一時的にオフにする方法についてNovellサポートに問い合わせてください。
1台目のコンピュータでドライバセットにドライバを追加して、その更新をバージョン管理サーバに保存してから、2台目のコンピュータでアップデートの取得を実行すると、ドライバセットに追加したドライバが表示されません。この現象が発生した場合は、モデラービューを閉じて再度開いて更新します。続いて、バージョン管理ビューで更新を実行します。
ナビゲータビューにおけるコピーと貼り付け、またはドラッグアンドドロップの操作は、バージョン管理下にある場合、ファイルを適切に処理しません。この問題は、これらの操作をプロジェクトビューで実行すると回避できます。
認証が必要なサイトからパッケージを自動的にダウンロードする場合、ダウンロードに失敗します。Designerがダウンロードサイトを自動的に認証するように設定することで、この問題を回避することができます。
Designerで
> を順にクリックします。をクリックします。
プロキシサーバのサーバおよびポートを指定します。
をクリックします。
パッケージをダウンロードするサイトの認証に使用するユーザ名およびパスワードを指定します。
[
]をクリックし、変更を保存します。Designer 4.0.1は本格的なRCPアプリケーションです。Designerの以前のバージョンからのアップグレードはサポートされていません。ただし、Designer 3.0.1ワークスペースをDesigner 4.0.1にエクスポートすると、プロジェクト変換がトリガされ、プロジェクトが4.0.1バージョンに変換されます。
[Loading Help (ヘルプのロード中)]ダイアログボックスは表示されますが、[ヘルプ]ウィンドウが表示されません。Designerを再起動しないと、ヘルプロード中のダイアログボックスが閉じません。
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