メタディレクトリエンジンをインストールすると同時に、eDirectory用のIdentity Managerドライバシムを(他のIdentity Managerドライバとともに)インストールできます。
メタディレクトリエンジンをインストールした後で、ドライバを個別にインストールすることもできます。この節では、すでにサーバにメタディレクトリエンジン(多くの場合、その他のドライバも含む)がインストールされていて、eDirectoryドライバのみインストールが必要である場合を想定しています。
CDがない場合は、プラットフォームに必要なファイル(たとえば、Identity_Manager_3_Linux_NW_Win.iso)をダウンロードし、CDを作成します。ダウンロードイメージは、ノベル用ダウンロードから入手できます。
IMPORTANT:2つの別々のアイデンティティボールト(eDirectory)サーバにドライバをインストールするので、個々のサーバで手順を完了する必要があります。
インストール中に、NdsToNds.jarが適切なディレクトリにコピーされます。次の表では、この場所をプラットフォームごとに示しています。
インストールプログラムが終了したら、Section 4.2, 安全なIdentity Managerデータ転送の設定の説明に従ってセキュリティを設定します。
Identity Manager 3.0 CDからインストールプログラムを実行します。
インストールプログラムが自動的に起動されない場合は、\nt\install.exeを実行できます。
[ようこそ]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックして、使用許諾契約書に同意します。
最初の[Identity Managerの概要]ダイアログボックスで、情報を確認して、[次へ]をクリックします。
このダイアログボックスには、次の情報が表示されます。
2番目の[Identity Managerの概要]ダイアログボックスで、情報を確認して、[次へ]をクリックします。
このダイアログボックスには、次の情報が表示されます。
[インストールするコンポーネントを選択してください]ダイアログボックスで、[メタディレクトリサーバ]だけを選択し、[次へ]をクリックします。
エンジンインストールのドライバを選択するダイアログボックスで、[eDirectory]だけを選択し、[次へ]をクリックします。
[Identity Managerアップグレードの警告]ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。
[概要]ダイアログボックスで、選択したオプションを確認して、[終了]をクリックします。
[インストールが完了しました]ダイアログボックスで、[閉じる]をクリックします。
インストール後、ドライバの設定にある説明に従ってドライバを設定します。
NetWareサーバで、Identity Manager CDをドライブに挿入して、CDをボリュームとしてマウントします。
CDをマウントするには、「m cdrom」と入力します。
(条件付き)グラフィカルユーティリティがロードされない場合は、「startx」と入力してユーティリティをロードします。
グラフィカルユーティリティで、[Novell]アイコンをクリックして、[インストール]をクリックします。
[インストール済みの製品]ダイアログボックスで、[追加]をクリックします。
[ソースパス]ダイアログボックスで、product.niファイルを参照して選択します。
あらかじめマウントしていたCDボリューム(Identity_Manager_3_Linux_NW_WIN)を参照して展開します。
nwディレクトリを展開し、product.niを選択して、[OK]を2回クリックします。
[Novell Identity Manager 3.0のインストールへようこそ]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックして、使用許諾契約に同意します。
[Identity Managerのインストール]ダイアログボックスで、[メタディレクトリサーバ]だけを選択します。
次の項目を選択解除します。
[次へ]をクリックします。
エンジンインストールのドライバを選択するダイアログボックスで、[eDirectory]だけを選択します。
次の項目を選択解除します。
[Identity Managerアップグレードの警告]ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。
このダイアログボックスで、90日以内にドライバのライセンスを有効にすることを促されます。
[概要]ページで、選択したオプションを確認して、[終了]をクリックします。
[閉じる]をクリックします。
インストール後、ドライバの設定にある説明に従ってドライバを設定します。
デフォルトでは、eDirectory用のIdentity Managerドライバは、メタディレクトリエンジンをインストールするときにインストールされます。この節には、メタディレクトリエンジンのインストール時にドライバがインストールされなかった場合のドライバのインストール方法が記載されています。
インストールプログラムを進めていくときに、「previous」と入力すれば前のセクション(画面)に戻ることができます。
端末セッションで、rootとしてログインします。
Identity Manager CDをドライブに挿入してマウントします。
通常、CDは自動的にマウントされます。次の表は、CDを手動でマウントする例を示しています。入力する実際のコマンドは、システムの構成およびオペレーティングシステムによって異なります。
setupディレクトリに移動します。
たとえば、mount point/platform/setupに移動します。
インストールプログラムを実行します。
たとえば、Linuxの場合は、「./dirxml_linux.bin」と入力します。
[イントロダクション]セクションで、<Enter>キーを押します。
使用許諾契約に同意します。
[DO YOU ACCEPT THE TERMS OF THIS LICENSE AGREEMENT (この使用許諾契約書の条項に同意しますか?)]が表示されるまで<Enter>キーを押し、「y」と入力して、<Enter>キーを押します。
[インストールセットの選択]セクションで、[カスタマイズ]オプションを選択します。
「4」と入力して、<Enter>キーを押します。
[Choose Product Features (製品の機能の選択)]セクションで、[eDirectory]を除くすべての機能を選択解除して、<Enter>キーを押します。
機能を選択解除するには、その番号を入力します。複数の機能を選択解除するには、各機能の間にカンマを入力します。
[インストール前の概要]セクションで、オプションを確認します。
前のセクションに戻るには、「previous」と入力して、<Enter>キーを押します。
続行するには、<Enter>キーを押します。
インストールが完了したら、<Enter>キーを押してインストールを終了します。
インストール後、ドライバの設定にある説明に従ってドライバを設定します。