eDirectory™用のIdentity Managerドライバは、異なるeDirectoryツリー間でオブジェクトおよび属性を同期します。
このドライバは、その他のすべてのIdentity Managerドライバの中で独特のドライバです。eDirectoryツリー間でデータを同期化するので、ツリー自体に1つずつ、合計2つのドライバを常にインストールすることになります。一方のツリーのドライバは、他方のツリーのドライバと通信します。
たとえば、ツリーAの発行者チャネルは、ツリーBの購読者チャネルと通信し、逆に、ツリーBの発行者チャネルは、ツリーAの購読者チャネルと通信します。したがって、ドライバのインストールと環境設定は、ツリーAのeDirectoryドライバで1回、ツリーBのドライバで1回の合わせて2回行う必要があります。
Identity Managerの新機能については、『Identity Manager 3.0インストールガイド』の「Identity Manager 3の新機能」を参照してください。