通常、ドライバのプロパティは、ドライバ環境設定ファイルをインポートし、証明書ウィザードを実行するときに、自動的に設定されます。
プロパティを手動で設定するには、次の手順を実行します。
iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順にクリックします。
eDirectory™ドライバを含むドライバセットを探し、そのドライバのアイコンをクリックします。
[Identity Managerドライバの概要]ページで、ドライバ環境設定を表示するeDirectoryドライバオブジェクトをクリックします。
[ドライバモジュール]セクションを探し、[Java]を選択します。
[名前]編集ボックスに、次のeDirectoryドライバJavaクラス名を入力します。
com.novell.nds.dirxml.driver.nds.DriverShimImpl
パラメータを設定します。
ソースサーバがターゲットサーバと通信できるようにするための情報を入力します。
認証ID
ソースサーバおよびターゲットサーバでパスワードなどの機密情報を交換する場合は、NDS2NDS eDirectory Certificates Wizard (NDS to NDS間eDirectory証明書ウィザード)を実行します。このウィザードは、暗号化キーオブジェクト(KMO)を作成し、[認証ID]フィールドに適切なKMO名を配置します。
KMOは、次のようなセキュアソケットレイヤ(SSL)証明書です。
認証コンテキスト
[認証コンテキスト]フィールドに、ターゲットサーバのホスト名またはIPアドレス、および10進数値のポート番号(187.168.1.1:8196など)を入力します。
NOTE:「java.net.ConnectException: Connection Refused (java.net.ConnectException: 接続が拒否されました)」と表示された場合は、リモート側でポート接続を利用できないことを示しています。このエラーは、次のいずれかの理由が原因と考えられます。
リモートローダ接続パラメータ
リモートローダオプションは、eDirectory用のIdentity Managerドライバでは必要ありません(したがって、使用されません)。
ドライバのキャッシュ上限
Novellのサポート担当者からの指示があった場合を除いて、このフィールドは変更しないでください。