1.1 新機能

Table 1-1 リリースされた機能の概要

機能

LDAPドライバのバージョン

説明

PasswordModify拡張操作のサポート

1.9

LDAP用Identity Managerドライバは、RFC 3062で定義されているPasswordModify拡張操作をサポートします。

PasswordModify拡張操作をサポートするLDAPディレクトリ(OpenLDAPなど)を使用している場合、LDAP用ドライバでは、購読者チャネルでのパスワードの設定時または変更時に拡張操作が使用されます。

LDAPディレクトリがPasswordModify拡張操作をサポートしていない場合、LDAP用ドライバでは、以前のドライババージョンと同様にUserPassword属性の値が設定されます。この値は、ハッシュされて安全に保存されます。

この機能には、特別な設定は不要です。ドライバにはLDAPサーバがこの操作をサポートしているかどうかを判別する機能があります。

バイナリオプションを属性名に追加するかどうかを制御する

1.9.2

購読者チャネルのパラメータは、値のエンコード時にバイナリオプションを属性名に追加するかどうかを制御します。LDAP購読者設定を参照してください。

最初の検索結果を同期するかどうかを制御する

1.9.2

LDAP検索で用いられる発行方法のパラメータは、最初の検索結果を同期するか、その後の変更だけを同期するかを制御します。LDAP発行者設定: LDAP検索方式のみを参照してください。