スタイルシートは、XMLドキュメントの変換や変更を定義するためのXSLTドキュメントです。ルール、ポリシー、およびスタイルシートの設定と作成は、iManagerから行えます。
Identity Managerには、次のサンプルが付属しています。
NotesMoveSample.xml: このサンプルポリシーは、関連付けられたNotesオブジェクトが移動された場合に、eDirectoryオブジェクトの配置を決定するためのロジックを格納する、発行者チャネルのポリシーです。
ドライバインポートウィザードでは、このポリシーは「Notes-移動のサンプル」という名前で表示され、[その他のポリシー]の下で使用できます。Section 4.1, Notesオブジェクトを移動したときのeDirectoryオブジェクトの配置の決定を参照してください。
NotesReturnEmail.xml: このサンプルポリシーは、購読者チャネルのユーザの追加イベントで、電子メールアドレスを生成するように設計されたコマンド変換ポリシーです。
このポリシーは、ドライバシムと環境設定を1.xから3へアップグレードする場合にのみ必要です(このポリシーは、バージョン2.1以降のドライバで提供されているサンプルの環境設定の一部です)。
ドライバインポートウィザードでは、このポリシーは「Notes-電子メールの返信アドレス」という名前で表示され、[その他のポリシー]の下で使用できます。Notesの新規ユーザの電子メールアドレスをライトバックするポリシーをインポートするを参照してください。
Cert.xsl: <add>タグのsrc-dn属性に基づいて、使用するNotes証明者を決定するためのロジックを格納している、出力変換スタイルシートです。
詳細については、Section 4.2, 使用する証明者の自動決定を参照してください。
Override.xsl. パラメータを上書きする属性の使用例を示します。Section 4.5, カスタムドライバパラメータの表を参照してください。
Placemove.xsl: Lotus Notesからアイデンティティボールトへの移動を同期する場合に、抱合的な配置を決定するためのロジックを格納する、入力変換スタイルシートです。
詳細については、Section 4.1, Notesオブジェクトを移動したときのeDirectoryオブジェクトの配置の決定を参照してください。
AddUniqueName.xsl. Notesユーザに対して一意の名前がどのように作成されるかを簡単に示します。
EntitlementGrpCmdCompletionSS.xsl. サンプルの環境設定をインポートする場合に、役割ベースエンタイトルメントを使用すると、このスタイルシートが含まれます。この例では、<operation-data>要素のペイロードを処理する方法を示します。
NotesCertifierSelectionSampleSS.xsl. Cert.xslに基づき、複数のNotes証明者を使用する方法を例示します。名前付きパスワードを使用して、複数の方法をデモします。Section 4.2, 使用する証明者の自動決定およびSection 4.3, 名前付きパスワードの使用を参照してください。
NOTE:これらのサンプルの多くは、製品の配布時にnt/dirxml/drivers/lotusNotes/rulesに配置されています。この中のいくつかは、サンプルのドライバ環境設定で使用されています。