RBSレポート機能では、ディレクトリ内のRBSオブジェクトとその設定に関するレポートを生成できます。レポートは表形式ですが、他の形式でエクスポートして印刷することができます。RBSレポートでは、次のレポートを生成します。
役割の割り当て |
未割り当てタスク |
役割のタスクの割り当て |
未割り当てカテゴリ |
ユーザの役割の割り当て |
カスタム役割 |
ユーザタスクの割り当て |
カスタムタスク |
役割の権利の割り当て |
カスタムカテゴリ |
未割り当ての役割 |
コレクション |
RBSレポートを作成するには、次を実行します。
[設定]ビューで、[
]を選択します。各レポートは、タスクとして実装されます。
目的のレポートを選択して必要な情報を入力し、[
]をクリックします。各レポートでは、割り当てられているメンバーの一覧を生成する役割などの初期情報を入力する必要があります。
図 6-3 [役割の割り当て]タスクが表示されているiManagerの[設定]ビュー
[RBSレポート]タスクで生成されるレポートは、ソート、印刷、およびエクスポートできます。次の図は、iManagerレポートの例を示しています。
図 6-4 役割に割り当てられているメンバー
デフォルトでは、レポートに一覧表示されている項目は、最初の列を基準にしてアルファベットの昇順でソートされます。項目をソートする基準の列を示すために、列名の横に小さなアイコンが表示されています。アイコンには、ソート順も示されています。項目をソートする基準の列を変更するには、ソートする列の列名をクリックします。ソート順を変更するには、現在項目をソートする基準になっている列の列名をクリックします。
[
]ボタンをクリックすると、RBSレポートを簡単に印刷できます。これにより、ブラウザの[印刷]ダイアログボックスが開き、プリンタと他の印刷オプションを選択できます。この機能は、レポートが含まれるブラウザのフレームのみを印刷します。レポートは、フレーム内で表示されているように印刷されるので、[ ]をクリックする前に、項目が希望通りの順序でソートされていることを確認する必要があります。レポートのデータをXML、CSV、およびプレーンテキストファイルにエクスポートして、スプレッドシートやデータベースなどの他のアプリケーションで使用できます。エクスポートファイルには、データと、レポートの列を記述するためのメタデータのみが含まれます。レポートのタイトルや日付などの他の情報はエクスポートされません。レポート内の項目は、現在表示されているソート順でエクスポートされます。
[
]ボタンをクリックします。[RBSレポートのエクスポート]ウィンドウで、エクスポートされるデータの形式を選択し、[
]をクリックします。iManagerにより生成されたファイルを開くのか、それとも保存するのかを確認するメッセージがブラウザに表示された場合は、目的のオプションを選択し、ブラウザに表示される手順に従います。
同じRBSレポートからエクスポートされたXML、CSV、およびプレーンテキストファイルの例を次に示します。
XML:
<?xml version=”1.0”?> <rbs-report> <rbs-record> <role-name>eDirectory Administration</role-name> <role-object>eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell</role-object> <member-type>User</member-type> <member-object>admin.novell</member-object> <scope>.MY_TREE.</scope> <rights-assigned>true</rights-assigned> <rights-inherit>true</rights-inherit> </rbs-record> <rbs-record> <role-name>eDirectory Administration</role-name> <role-object>eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell</role-object> <member-type>User</member-type> <member-object>jdoe.novell</member-object> <scope>novell</scope> <rights-assigned>true</rights-assigned> <rights-inherit>true</rights-inherit> </rbs-record> </rbs-report>
CSV:
“Role Name”,”Role Object”,"Type”,"Member”,"Scope”,"Assigned”,"Inherit”, "eDirectory Administration”,"eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell",“User”,"admin.novell”,".MY_TREE.”,"true”,"true”, "eDirectory Administration”,"eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell",“User”,"jdoe.novell”,"novell”,"true”,"true”,
プレーンテキスト:
Role Name: eDirectory Administration Role Object: eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell Type: User Member: admin.novell Scope: .MY_TREE. Assigned: true Inherit: true ------------------------------------------------- Role Name: eDirectory Administration Role Object: eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell Type: User Member: jdoe.novell Scope: novell Assigned: true Inherit: true -------------------------------------------------