1.1 バージョン2.7の新機能

Novell iManager 2.7には、次の新機能があります。

Webサーバによるサポート iManager 2.7では、Webサービスをサポートするためにインストールが必要なのはTomcat 5だけです。Apacheのインストールまたは構成は不要になりました。ただしiManagerは、正しく構成されたApacheまたはIISと併用することができます。 詳細については、ApacheまたはIISのマニュアルを参照してください。

ツリービュー: iManagerのツリービューには、ConsoleOneのコンソールビューと同様の機能があります。左側のナビゲーションフレームには、現在のディレクトリツリーのツリー構造が表示されます。必要に応じて、ツリー構造のナビゲーションや、コンテナオブジェクトの展開または折りたたみが可能です。 右側のコンテンツフレームには、ナビゲーションフレームで選択したオブジェクトのコンテンツとメニュー項目が表示されます。

ファイルシステムの参照: iManager 2.7を使用すると、基となるNCP対応のボリュームに対するeDirectoryボリュームオブジェクトを参照することができます。ボリューム構造内では、ファイルオブジェクトやディレクトリオブジェクトを選択できます。ファイルシステムオブジェクトに対して実行する実際のタスクは、別個に提供されるNSS iManagerプラグインを使用して実行できます。

ファイルシステムの参照では、NCPサーバオブジェクトまたはNSSジャンクションポイントオブジェクトを通じて、ファイルシステムにアクセスすることはできません。

ファイルシステムは、オブジェクトセレクタ、オブジェクトブラウズ、およびツリービューから参照することができますが、[高度な参照中]モードでは参照できません。また、ファイルシステムは[検索]または[高度な検索]ペインから参照することもできません。

テンプレートオブジェクトに対する拡張されたボリューム制限およびファイルシステム権限制御: iManager 2.7では、テンプレートから作成した新しいオブジェクトに対するボリュームスペース制限の指定や特定のファイルシステム権利の割り当てを行う追加のテンプレートオブジェクトプロパティページにアクセスできるようになりました。

利用できるNovellプラグインモジュール: デフォルトでは、iManager 2.7には、Packagesディレクトリまたはダウンロードサイトにある、すべての利用可能なiManagerプラグインが表示されます。以前のバージョンのiManagerでは、 インストール済みのプラグインモジュールに対する更新のみが表示されていました。

従属数: iManager 2.7では、オブジェクトビューとツリービューの両方が、ビュー内の各コンテナオブジェクトの横にある従属オブジェクト数を一覧表示する機能を提供します。