移行後の作業の実行

NTデータを移行先のNDSツリーに移行した後、次を実行します。

• ワークステーションに最新のNovell Clientソフトウェアがインストールされていない場合は、これらのワークステーションにNovell Clientソフトウェアをインストールします。

  最新のクライアントは、Novell Software Download Webサイトからダウンロードできます。複数のワークステーションにNovell Clientを同時にインストールする方法については、でNovell Clientのマニュアルを参照してください。

• ConsoleOneを使用して、移行先のNDSツリーの正しい場所にNTユーザおよびグループが移行され、正しいファイルと共有の権利を保持していることを確認します。

  ﾋﾝﾄ:  保持している権利が不足している場合または多すぎる場合は、DOSプロンプトで「CACLS/?」と入力し、画面の指示に従います。Microsoftユーティリティでは、権利が表示されない場合があります。このコマンドをDOSプロンプトで実行すると、NTオブジェクトに関連付けられている権利が、表示されないものも含めてすべて表示されます。

• 移行先のNetWareサーバでConsoleOneを使用して、データの移行先ボリュームを表示し、正しく移行が行われたことを確認します。
• NDPS^(R)でのプリンタマッピングを設定します。設定方法については、移行先サーバで動作しているオペレーティングシステムのオンラインマニュアルを開き、［Print Services］>［Novell Distributed Print Services］の順にクリックします。
• 移行したユーザのホームディレクトリを調べ、計画通りに移行されていることを確認してください。
• すべてのユーザに新しいNDSパスワードを配布します。パスワードは、Migration Wizardによって作成された、project_name_OUT.TXTというパスワードファイルに格納されています。このファイルは、移行プロジェクトを保存したディレクトリにあります。