共有iFolderアカウントとは何ですか?

説明：:  共有iFolderアカウントとは、複数のユーザが共同で使用するiFolderアカウントのことです。ただし、iFolder 2.1以前のバージョンでは、アカウントは単一ユーザ用として設計されています。iFolder 2.1には正式なファイル共有機能はありません。

実行：:  共有iFolderアカウントの作成はiFolder管理者が行います。グループアカウントのユーザ用として、固有のユーザIDとパスワードを作成してもらってください。これにより、複数のユーザが同じiFolderアカウントにログインし、共有ファイルを同期できるようになります。

共有iFolderアカウントに関する次の問題に注意してください。

• 共有アカウントのメンバーであるユーザはすべて、アカウント内に保存されている全ファイルに対し、完全な読み書き可能アクセス権を持ちます。
• iFolderにはファイルロック機能がないため、メンバーのユーザがファイルアクセスやバージョンを管理するには、別の方法を使用する必要があります。

  2人のユーザが同じファイルを同時に変更することは、好ましくはありませんが可能です。iFolderでは、同期時に最新の日付を持つファイルが保持され、それより古いバージョンは上書きされます。これを回避するため、作業するファイルの名前をユーザが変更することもできます。たとえば、名前の頭文字など、識別しやすい情報をファイル名の末尾に追加する方法があります。作業が終了したら、ユーザは頭文字を削除し、ファイル名を再度変更します。

• 1人のユーザが自分のローカルiFolderディレクトリからファイルを削除または移動した場合、そのファイルは次の同期時にすべてのユーザのマシンから削除されます。
• 共有iFolderアカウントに対する特定ユーザのアクセス権を取り消すには、iFolder管理者がパスワードを変更し、新しいパスワードを適切なユーザに配布するしか方法がありません。これにより、取り消されたユーザは共有アカウントにログインできなくなりますが、そのユーザのコンピュータ内のファイルが削除されるわけではありません。
• 各メンバーユーザのローカルiFolderディレクトリ内のディレクトリ構造は、同一でなければなりません。