NLDの起動時には、ユーザ名とパスワードを入力するよう指示されます。これは、NLDのインストール時に作成したユーザ名とパスワードです。自分でNLDをインストールしなかった場合には、システム管理者に問い合わせてユーザ名とパスワードを入手してください。
ログインには、メニュー項目が3つあります。
言語: ワークステーションのデフォルトの言語設定を上書きします。現在のセッションでのみ有効です。
ワークステーションでセッションの言語を変更すると、そのワークステーションにアクセスする端末ユーザも変更の影響を受けます。
セッション: 実行するセッションの種類を指定します。明確な理由があって変更しなければならない場合を除き、この設定値はデフォルトのままにしておいてください。
「セッション」とは、ログインしてからログアウトするまでの期間のことです。ログイン画面には、複数のログインオプションが用意されています。たとえば、セッションに使用する言語を選択することができます。ここで選択した言語が、NLDのインタフェースに表示されるテキストに反映されます。
ユーザ名とパスワードが認証されると、セッションマネージャが起動します。セッションマネージャでは、特定の設定値がセッションごとに保存されます。この機能により、最新のセッションの状態を保存して次回のログイン時にそのセッションに戻ることができます。
セッションマネージャで保存し復元できる設定値は次のとおりです。
ヒント: セッションマネージャの管理の対象外であるアプリケーションは、保存したり、復元したりすることはできません。たとえば、端末ウィンドウのコマンドラインからviエディタを起動した場合、セッションマネージャはその編集セッションを復元できません。