iPrintについて

iPrintを使用すると、モバイルユーザの従業員、ビジネスパートナー、顧客などが、さまざまな場所から既存のインターネット接続を通じてプリンタにアクセスできます。ユーザがオフィスビルにいるか、自宅から通信しているか、他の国での販売会議に出席しているかに関係なく、文書をすばやく、簡単に、そして確実に印刷できることを保証します。

Webブラウザを使用して、使用できるプリンタを表示するWebページをポイントします。いずれかのプリンタをクリックすると、iPrintクライアントがインストールされ(以前にインストールされていない場合)、プリンタドライバがダウンロードされます。[プリンタ]フォルダにプリンタが作成され、自分のデスクトップにある任意のアプリケーションからそのプリンタに出力できます。

iPrintは、業界標準であるIPP (Internet Printing Protocol)を使用して、インターネット経由の印刷を簡略化し、ロケーションベースの印刷を実現します。

IPPには次の利点があります。

IPPの詳細については、Printer Working Group Webサイトのマニュアルを参照してください。

IPPの利点に加えて、Novell iPrintでは次の操作を実行できます。

iPrintを使用すると、モバイルユーザは、管理者を探しだしてプリンタ名、コンテキスト、および必要なプリンタドライバを調べる必要がありません。代わりに、Webブラウザを使用して近くにあるプリンタを検索し、最新のプリンタドライバをダウンロードします。オフィス間で文書をファックスで送信する必要が減るので、会社は通信コストを削減できます。既存のインターネット接続を使用して、文書をリモートプリンタに出力できます。

セキュリティ保護印刷の必要性を満たすために、iPrintではNovell(R) eDirectoryTMと統合することで認証されたユーザのみがプリンタを使用できることが保証されます。iPrintを使用するには、eDirectoryのユーザ名とパスワードを入力する必要があります。機密情報である印刷データが安全であり、また変更されないことを保証するために、印刷データが暗号化されます。



|