Novell Licensing Services管理ガイド

NetWare(R) 6に付属しているNovell(R) Licensing Services(NLS)では、ユーザアクセスライセンス(UAL)モデルがサポートされています。ユーザオブジェクトは、サーバでなくネットワークに接続して、ネットワークサービスにアクセスします。ユーザオブジェクトが永続的なライセンスユニットを受け取ると、ネットワークに接続されている任意のワークステーションから、いつでもネットワークサービスにアクセスできるようになります。

NLSの概念および動作については、「Novell Licensing Servicesについて」を参照してください。

ユーザアクセスモデルについては、『User Access Licensing for NetWare』を参照してください。

NetWareをインストールまたはアップグレードすると、サーバインストールソフトウェアによりNLSが自動的にインストールされますが、ライセンス許可証はインストールされません。NetWareのインストール時またはインストール後に、ライセンス許可証をインストールする必要があります。

NLSのインストールまたはアップグレードについては、「Novell Licensing Servicesのインストール」を参照してください。

ライセンス許可証を使用して、ユーザはNetWareサーバなどのネットワークリソースにアクセスできます。一般的に、NetWareおよびその他の選択されたNLS対応製品のライセンス許可証は、サーバのインストールプログラムによりインストールされます。Novellのブラウザベースの管理ツールであるiManageを使用すると、追加のライセンス許可証をインストールし、NLS対応製品のライセンスユニットを管理できます。メータ許可証を作成し、ZENworksTMを使用して、NLS対応でないアプリケーションを管理することもできます。

ライセンスのインストールや保守のために、iManageを設定および構成する方法の詳細については、『iManage 1.0 and iMonitor 1.5 for Novell eDirectory 8.6』を参照してください。

トラブルシューティングについては、「Novell Licensing Servicesのトラブルシューティング 」を参照してください。

このマニュアルには、特定の製品に対応したポリシーマネージャおよびライセンス許可証に関する情報は含まれていません。このような情報については、製品固有のマニュアルを参照してください。


マニュアルの表記規則

このマニュアルでは、不等号(>)を使用して、操作手順の動作、およびクロスリファレンスパス内の項目を区切ります。

また、「(R)」、「TM」などの商標記号は、Novellの商標を示します。アスタリスク(*)はサードパーティの商標を示します。