単体のライセンス許可証またはパックに含まれているライセンスユニットをインストールできます。
NLS対応のアプリケーションに対する許可証をインストールすると、NLSにより、ライセンスコンテナオブジェクトがツリーに追加され、ライセンス許可証オブジェクトがそのコンテナオブジェクトに追加されます。ライセンスコンテナオブジェクトのコンテキストまたは場所は、eDirectoryTMツリーで選択します。
ライセンス許可証は、パックファイル(.NLF)にアクセスしてインストールします。
追加のライセンス許可証を購入してインストールすると、適切なライセンスコンテナオブジェクト内のオブジェクトとして、そのライセンス許可証もeDirectoryツリーに追加されます。
パックとは、1つまたは複数のライセンス許可証が格納されている.NLFファイルです(パックには、NIS対応インストールの情報など、製品に関連する他の情報が含まれていることもあるため、許可証が1つしか含まれていない場合があります)。
パックを使用すると、一度に複数のライセンス許可証をライセンスコンテナオブジェクトにインストールできます。たとえば、3つの製品をスイートで購入した場合、パックを使用して、3つの製品のライセンス許可証を同時にインストールできます。
ライセンス許可証をeDirectoryツリーに追加する際には、ライセンス許可証のインストール先をツリー内のどこにするかを決めておく必要があります。この場所またはコンテキストにより、そのライセンス許可証に関連付けられているライセンスユニットを使用できるユーザが決定されます。ライセンスのインストール先に関する詳細は、『User Access Licensing for NetWare』の「Guidelines for Installing License Certificates」を参照してください。
iManageで、[License Management]>[Install License]の順にクリックします。
ライセンスファイルを参照して選択し、[Next]をクリックします。
ファイルはドライブA:のフロッピーディスクまたはCD-ROMに格納されている場合があります。
ライセンス許可証のパスおよびファイル名の例は「A:\LICENSE\43D211.NLS」です。パックのパスおよびファイル名の例は「A:\LICENSE\.43D23E.NLF」です。
ライセンスファイルは、通常、起動ファイル(起動キー)にリンクされており、自動的にパスワード(存在する場合)を取得します。
インストールするライセンスを選択し、[Next]をクリックします。
各ライセンスには、ユーザライセンスとサーバライセンスが含まれています。各サーバには、そのサーバに関連付けられたサーバライセンスが必要です。
ライセンスを異なる複数のコンテキストにインストールする場合は、1つずつインストールする必要があります。
サーバライセンスをインストールする場合、すでにライセンスがサーバに関連付けられていると、インストールは失敗します。
次のフィールドに必要事項を入力します。
Location: ライセンスのインストール先コンテキストを参照または入力します。ユーザライセンスは、ユーザのコンテキストと同じまたは上位のコンテキストにインストールする必要があります。より多数のユーザが使用できるようにするには、ツリーの上方にライセンスをインストールします。サーバライセンスは、サーバのコンテキストと同じまたは上位のコンテキストにインストールする必要があります。
Server Assignment: サーバベースライセンスをインストールする場合は、[Server Assignment]フィールドが表示されます。ライセンスを割り当てるサーバオブジェクトの完全識別名を参照または入力します。
Enter an Activation Key: このフィールドは、ライセンスのロックを解除するために起動キーの指定が必要である場合のみ表示されます。キーをテキストとして入力するか、ディスクから読み込む起動キーファイルを選択します。
ライセンスのインストール結果が表示されます。
別のライセンスをインストールする場合、あるいはインストールに失敗したライセンスを再インストールする場合は、[Continue]をクリックします。それ以外の場合は、[Done]をクリックします。
iManageで、[License Management]>[Delete License]の順にクリックします。
削除するライセンスを参照して選択し、[Next]をクリックします。
削除するライセンスであることを確認し、[OK]をクリックします。