概要
NetWare WebAccessは、ネットワーク管理者がすでに持っているスキルで簡単に、素早くユーザ向けのネットワークリソースへのWebアクセスをセットアップできる、NetWare 6の1つの機能です。ほとんどのネットワーク管理者は、NetWare WebAccessをセットアップし設定するために新たにトレーニングを積む必要はありません。
NetWare(R) WebAccessは、Novell(R) Portal Services技術に基づいたJavaサーブレットまたはJavaアプリケーションです。NetWare WebAccessは、Novell iChainを併用するとNetWareまたはVPNクライアントを使用しなくても、ネットワークユーザが任意のコンピュータから最も重要なリソースにアクセスできるようになります。
NetWare WebAccessには、次のような特徴があります。
- ユーザが、よく使用するネットワークリソースに単一のWebサイトからアクセスできるようにします。
- 複数のデバイスからネットワークアクセスをする必要のあるモバイルワーカを、管理者がサポートできます。
- 複雑なWeb開発を行わなくても、すぐに使用できます。
- NetWareまたはVPNクライアントソフトウェアは必要ありません。
- 次のような、重要なネットワークリソースにアクセスするためのガジェットがいくつかあります。
- NetStorage (ファイルアクセス)
- Novell iPrint
- 電子メールと予定管理(GroupWise(R)、Exchange、Lotus Notes、NIMS、POP3、およびIMAP)
- Novell eDirectoryTMに保存されている電話番号やその他の情報を簡単に確認できるアドレス帳
- パスワードを変更するガジェット
- 企業がNetWare WebAccessサイトに自社のロゴを追加できるように、カスタマイズできるWebAccessページが用意されています。
- 完全にクラスタ化に対応しています。つまり、NetWare WebAccessはNovell Cluster Servicesと連携動作するように構築されており、週7日、1日24時間利用できるように実行できます。
- ガジェットは、JavaベースのConsoleOneTMユーティリティを使用して簡単に一元管理できます。
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