外部コマンド変数の置き換え

GetPathコマンドが返す値などの変数は、実行する外部コマンドの引用された文字列内の内側で使用できます。この変数はグローバルです。コマンドプロセッサが置き換えられた場合にのみ、適用範囲から外れます。他の文字列の中でも%{<var name>}という表現を使用することにより、変数を明示的に逆参照できます。

変数 説明

NWSERVER

スクリプトを処理しているサーバの名前。

NWSRC

スクリプトが存在するソースパス。

NWDST

ターゲットパス(ここからサーバが起動します)。

NWBOOT

現在のパス(ここからサーバが起動されました)。

NWLANG

言語番号(4 = 英語など)。

COUNTRY

カントリID (DOSカントリ指定子)。

CODEPAGE

コードページ番号(DOSコードページ指定子)。

OSTYPE

NetWareオペレーティングシステムの種類。
0 - ネイティブ
1 - OS/2
2 - SFT III

LOADERTYPE

NetWareを起動する際に使用するローダの種類。
1 - DOS
2 - OS/2
3 - Windows 3.1

SERVCONFIGTYPE

NetWareサーバの環境設定。
0 - ネイティブ
1 - SFT III I/Oエンジン
2 - SFT III MSエンジン

SFTLEVEL

NetWareのアクティブなシステム障害許容レベル。

OSMAJORVERSION

NetWare OSのメジャーバージョン番号。

OSMINORVERSION

NetWare OSのマイナーバージョン番号。

OSREVISION

NetWare OSのリビジョンレベル。

定義済みのものを含め、すべてのパス変数にサブフィールド指定子を<path var>.<specifier>の形で指定できます。

<path var> <specifier>

PATH

実際のパスを表す文字列。

VOL

ディスクボリューム名。

PROMPT

ディスクボリュームプロンプト。

TYPE

パスのタイプ。

SUBTYPE

パスのサブタイプ。

CONN

接続番号(16進数値)。

ENGINE

エンジン番号。

TYPE

値:
1 ローカルサーバ
2 リモートサーバ
3 ローカルDOS
4 リモートDOS (RCONSOLE経由)

SUBTYPE

値:
0 不明
1 フロッピーディスク
2 CD
3 ネットワーク
4 その他


NLMExec 1, 'Pinstall %{NWLANG} %{NWSRC.CONN}'

サーバ言語が英語、NWRSCの接続番号が5に設定されている場合、キーボードで入力したかのように、システムコンソールに次の文が現れます。

'load PINSTALL.NLM 4 5'



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