NetWare Remote Managerへのアクセス

NetWare Remote Managerにアクセスするには、次の操作を実行します。

  1. ワークステーションでWebブラウザを開きます。

  2. ブラウザのアドレス(URL)フィールドに次の文字列を入力することにより、管理するサーバのURLにアクセスします。

    http://server's TCP/IP address

    次に例を示します。

    http://137.65.123.11

    サーバ名をIPアドレスに解決するためのドメインネームサービス(DNS)がネットワークにインストールされている場合は、IPアドレスの代わりにサーバのDNS名も入力できます。

    NetWare Enterprise Web Server、またはポート80を使用するその他のサービスがサーバにインストールされている場合は、NetWare Remote Managerにログインするために、IPアドレスの最後に代替ポート番号8008を追加する必要があります。たとえば、サーバのIPアドレスが137.65.123.11である場合は、ブラウザのアドレスフィールドに「132.65.123.11:8008」と入力します。

    注:  デフォルトの代替ポート番号は8008です。環境設定ページでこの値を変更した場合は、変更後のポート番号を入力してください。

    ファイアウォールの外側からNetWare Remote Managerにアクセスする必要がある場合、Network Address Translation (NAT)またはプロキシを通してしかサーバのプライベートアドレスに到達できないときは、次の操作を実行します。

    • サーバ上でDNSが設定されていることを確認します。
    • AUTOEXEC.NCFファイルで、HTTPSTK.NLMをロードするためのLOAD行を次のように変更します。

      LOAD HTTPSTK.NLM /HOSTIDS:1 /SSL /KEYFILE:"SSL CERTIFICATEIP"

  3. SSL証明書を受け入れます。

    重要:   ブラウザでSSL 2.0およびSSL 3.0 (使用できる場合)が有効になっている必要があります。それ以外の場合は、ページが表示できないというエラーがブラウザに表示されます。

  4. ブラウザにログインダイアログボックスが表示されたら、必要な情報を入力します。

    サーバをリモートで管理するために必要なすべてのページにアクセスするには、サーバオブジェクトに対してスーパバイザ権を持つユーザとしてログインします。これは通常、Adminユーザ、またはAdminユーザと同等の権利を持つユーザです。

    AUTOEXEC.NCFファイルから「Set Bindery Context =」行が削除されている場合は、ログインするユーザの完全なコンテキストを入力します。

    サーバオブジェクトに対するスーパバイザ権を持たないユーザとしてログインする場合は、アクセス権を持つボリューム、ディレクトリ、およびファイルを表示するページだけを表示できます。読み込みアクセス権を持つファイルを表示でき、書き込みアクセス権を持つディレクトリにファイルをアップロードできます。管理機能を表示したり実行したりすることはできません。

ログインした後は、そのワークステーション上のすべてのブラウザウィンドウを閉じるまで、NetWare Remote Managerのセッションは開いたままです。

NetWare Remote Managerからログアウトするには、ログインしたワークステーション上のすべてのブラウザウィンドウを閉じます。



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