CPUホッグの検出

CPUホッグは設計が不十分な、または破損したNLMTMプログラムの場合があり、結果としてサーバのCPUサイクルの多くを使ってしまうので、他のNLMプログラムが正常に動作できなくなります。

CPUホッグ問題は、[Server Health Monitoring]ページの[CPU Utilization-x]インジケータの「疑いあり」または「不良」ステータスによって示されます。

NetWare Remote Managerを使用してCPUホッグを検出するには、次の操作を実行します。

  1. 見出し[Diagnose Server]の下の[Profile/Debug]リンクをクリックします。

  2. 問題があるスレッドおよびペアレントNLMを識別します。

    1. [Execution Profile Data]テーブルで、実行時間が最も長いスレッドおよびペアレントNLMを見つけます。

    2. スレッドが実行しようとしているタスクを表示するには、次の操作を実行します。

      • 実行時間リンクをクリックします。
      • [Execution Profile Data by NLM]リンクをクリックし、最初のエントリのペアレントNLMについて実行時間およびモジュール名を確認します。最初のエントリが、最も長い実行時間を持つエントリになっています。[Execution]の時間値をクリックします。

  3. NLMプログラムのどの部分が問題を引き起こしているかを識別するには、[Nearest Symbol]情報を参照します。

    ここでは、最も頻繁に呼び出されるプロシージャ(最も数値が大きい[Call Count]によって識別)など、各プロシージャをトレースできます。

  4. 可能であれば、問題のあるNLMプログラムをアンロードし、問題が解決されるかどうかを確認します。



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