OES 2では、ネットワークのユーザのデータファイルを自動定期にバックアップする、さまざまなサービスを提供します。
Archive and Version Services: ネットワークにアーカイブおよびバージョンサービスを実装している場合は、ユーザは、変更、名前変更、または削除されたNSS上のネットワークファイルの前のバージョンを、ITスタッフのサポートを受けることなく、容易に復元できます。
iFolder 3.6: Novell® iFolder® 3.6を実装することより、ユーザには、ユーザのローカルファイルを、オンライン、オフラインに関係なく、時と場所またはコンピュータの場所に左右されず、自動的に使用可能にできる権限が与えられます。複数iFolderにあるフォルダの共用、およびユーザの別のグループによる各iFolderフォルダの共用ができます。iFolderフォルダに参加するユーザとiFolder内のファイルへのアクセス権を制御します。また、他のユーザが共用しているiFolderに参加することもできます。
サルベージおよびパージ。 デフォルトでは、NSSボリュームは作成されたときに、サルベージシステム対応になっています。サルベージ対応では、削除されたファイルはボリューム上に短期間保持され、その間、それらのファイルは復元(サルベージ)できます。ファイルは、手動で、あるいはパージ遅延設定時間が満了するか、またはボリューム上にスペースが必要になったときに、システムによって、最終的にシステムからパージされます。