Open Enterprise Server 2では、NetWare®およびLinuxの両方のプラットフォームにNovell® QuickFinder™が組み込まれています。 QuickFinderでは、すべてのWebサイトまたは内部イントラネットに、検索および印刷機能を追加できます。QuickFinderではインデックス付けを行い、広範囲でさまざまなデータのタイプを照合できます。また、QuickFinderでは権利ベースの検索が可能で、作成されたインデックスのタイプおよびインデックス付けされたファイルシステムのタイプによっては、表示権限があるもののみを参照できます。
QuickFinderは、NetWare 6.5 SP3以前で使用可能であったNetWare Web Search Serverの後継です。NetWare Web Search Serverを実行しているNetWareサーバをOES 2 NetWare (NetWare 6.5 SP7)にアップグレードすると、Web Search Serverは自動的にQuickFinderにアップグレードされます。アップグレードは、すべての環境設定、およびWebサーチのインデックスを識別し、それらをQuickFinderで使用可能にします。
QuickFinderエンジンを使ってファイルシステムに対してインデックス付けを行う際、QuickFinderエンジンが表示権限を付与されている対象にのみインデックスが付けられます。NetWare上では、QuickFinderエンジンは、マウントされているすべてのボリュームに対するフルアクセス権を付与されています。Linux上では、wwwrunユーザおよびwwwグループが表示権限を持っているファイルに対してのみ、QuickFinderエンジンは権限を付与されています。
詳細については、OES 2オンラインヘルプのSearch Engine
のトピックを参照するか、または『OES 2: Novell QuickFinder Server 5.0 Administration Guide』を参照してください。