7.1 アップグレードを行う前に考慮すべき注意事項

NetWare®サーバをアップグレードする場合は、次の注意事項を確認してください。

7.1.1 iManager 2.7で置き換えられたiManager 2.5

NetWareサーバにiManager 2.5がインストールされていて、OES 2 NetWare (NetWare 6.5 サポートパック 7)を適用する場合、iManagerおよび関連するプラグインは自動的にバージョン 2.7にアップデートされます。iManager 2.7の詳細については、『Novell iManager 2.7 Administration Guide』を参照してください。

iManager 2.02を使用している場合は、iManagerはアップグレードされません。

7.1.2 OES 1 LinuxとOES 2 Linuxのサービスの違い

OES 2 Linuxでは、eGuide、Novell® iFolder® 2、およびVirtual Officeはサポートされません。これらのサービスのうちのいずれかがインストールされているOES 1 LinuxサーバをOES 2 Linuxにアップグレードすると、そのサービスは機能しなくなります。詳細については、セクション 3.13, eGuide、IFolder 2、およびVirtual Officeの取り扱いを参照してください。

7.1.3 NetWare 6.5からOES 2 NetWareのVirtul Office

これまでのOES NetWareのすべてのリリースには(OES 1 SP1は除く)、Virtual Office 1.6が含まれています。NetWare 6.5 SP2以前のサーバを、これらのサポートパックの1つにアップグレードすると、Virtual Officeのインストールは自動的にバージョン1.6にアップグレードされます。

既存のVirtual Officeのインストールをアップグレードする場合は、次の例外を除き、すべてのデータ、チーム、設定、などはそのまま保持されます。

  • ユーザのブックマークは失われます

  • 電子メールの通知は再設定する必要があります

  • チームファイル共有の資格情報は再作成する必要があります。

重要:Virtual Officeは、OES 2の初期リリースより後のリリースでは使用できません。詳細については、セクション 3.13, eGuide、IFolder 2、およびVirtual Officeの取り扱いを参照してください。