7.3 パッケージのカスタマイズ

  1. ZENworksコントロールセンターで、[展開]タブをクリックします。

  2. 展開パッケージの編集](左ナビゲーションパネルの[展開アクティビティ]リスト)をクリックして展開パッケージの編集ウィザードを起動します。

    展開パッケージの編集ウィザード>[編集する展開パッケージを選択する]ページ
  3. 次のテーブルの情報を使用してフィールドに入力し、ウィザードを完了します。

    ウィザードページ

    詳細

    [編集する展開パッケージを選択する]ページ

    ターゲットアーキテクチャ]リストで、編集するパッケージのアーキテクチャを選択します。

    • x86アーキテクチャ(32ビット): 32ビットデバイスへのエージェントの手動展開で使用します。

    • x86_64アーキテクチャ(64ビット): 64ビットデバイスへのエージェントの手動展開で使用します。

    • すべてのサポートされているアーキテクチャ: 32ビットまたは64ビットデバイスのいずれかの展開タスクを完了するためにZENworksサーバで使用されます。

    パッケージインストールタイプ]リストで、編集するパッケージのインストールタイプを選択します。

    • ネットワークインストール: preagentのみが含まれます。Preagentは、ZENworksサーバからAdaptive Agentファイルをダウンロードします。

    • スタンドアロンインストール: preagentとすべてのAdaptive Agentファイルが含まれてます。

    パッケージ名]リストで、編集するパッケージの名前を選択します。

    このリストの名前は、前に選択したアーキテクチャとインストールタイプによって決まります。リストには選択済みのアーキテクチャとインストールタイプと一緒にパッケージの名前が表示されます。

    デフォルトでは、システムパッケージは常に表示されます。システムパッケージとは、指定したアーキテクチャとインストールタイプの条件を満たす事前定義された展開パッケージ(PreAgentPkg_Agent.exeまたはPreAgentPkg_AgentComplete.exe)です。

    その他のパッケージ名は、以前にシステムパッケージを編集し、カスタマイズしたバージョンを新しいパッケージとして保存した場合にのみ表示されます。カスタマイズしたパッケージには、任意の名前を指定できます。指定した名前は、パッケージの格納先として使用するディレクトリに付けられ、パッケージ名にも同じ名前(PreAgentPkg_Agent.exeまたはPreAgentPkg_AgentComplete.exe)が使用されます。

    [プライマリサーバ情報を入力する]ページ

    ZENworksサーバにアクセスするのに使用するアドレスを指定します。展開がネットワークインストールの場合(プレエージェントはZENworksサーバからZENworks Adaptive Agentファイルをダウンロードする必要があります)、および管理対象デバイスとして登録する場合、デバイスはZENworksサーバにアクセスする必要があります。指定するすべてのアドレスが、同じZENworksサーバに属している必要があります。

    たとえば、Adaptive Agentをプライベートネットワーク上のデバイスと、NAT (network address translation)を使用しているファイアウォールまたはルータ外部のデバイスに展開するとします。ZENworksサーバのプライベートネットワークアドレス(IPアドレス、DNS名、または両方)をリストし、そのNATアドレスもまたリストします。

    [登録キーの追加]ページ

    展開プロセスの登録部分の実行中に使用する登録キーを選択します。登録キーは、登録中にデバイスを割り当てるフォルダおよびグループに関する情報を提供します。

    登録キーの選択はオプションです。選択しない場合、登録ルールは、フォルダおよびグループの割り当ての決定に使用されます。サーバまたはワークステーションに展開するには、それぞれサーバ登録キーまたはワークステーション登録キーを選択します。

    登録キーおよびルールの詳細については、セクション 8.0, デバイスを登録するを参照してください。

    [追加の言語選択]ページ

    展開パッケージに含める追加の言語パッケージを選択します。

    展開プロセスの進捗およびメッセージログは、デフォルトにより英語で表示されます。マシンローカルの言語でメッセージを表示したい場合は、展開パッケージに必要な追加の言語パックを追加する必要があります。

    [新規展開パッケージの宛先を選択する]ページ

    既存のパッケージを上書きするか、編集されたパッケージをカスタムパッケージとして保存するかを選択します。オプションには次の2つがあります。

    元の展開パッケージを上書きする: 元のパッケージをこの編集されたパッケージで置き換えます。

    新規展開パッケージの名前を選択する: 編集されたパッケージを新しいカスタムパッケージとして保存します。元のパッケージは、変更前の状態で保持されます。

    新しいカスタムパッケージには任意の名前を指定できます。指定した名前は、ZENworks設定ページ上で更新されたパッケージを識別するのに使用されます。実際には、パッケージ名は同じ名前で残り(PreAgentPkg_Agent.exeまたはPreAgentPkg_AgentComplete.exe)、パッケージを保存するディレクトリに指定した名前が付きます。

    すべての新しいパッケージは、ZENworksサーバの%ZENworks_HOME%\novell\zenworks\install\downloads\customディレクトリ(Windowsの場合)および/opt/novell/zenworks/install/downloads/custom (Linuxの場合)に保存されます。たとえば、PreAgentPkg_Agent.exeパッケージのx86バージョンを変更し、ExternalPackという名前で保存すると、ファイルは次の名前で保存されます。

    %ZENworks_HOME%\Novell\ZENworks\install\downloads\custom\ExternalPack\x86\PreAgentPkg_Agent.exe (Windows)および/opt/novell/zenworks/install/downloads/custom/ExternalPack/x86/PreAgentPkg_Agent.exe (Linux)

    メモ:カスタム展開パッケージを削除する場合は、パッケージを含むディレクトリを手動で削除する必要があります。