初めてZENworks 10 Asset Managementをインストールするときには、最初にインストールするサーバであるプライマリサーバで管理ゾーンを確立します。その他のプライマリサーバは、その後で管理ゾーンにインストールできます。
ZENworksインストールプログラムは最初のプライマリサーバのインストール中に次のことを実行します。
管理ゾーンの作成
デフォルトのZENworks管理者アカウント用に入力するパスワードの作成
ZENworks データベースの確立と入力
ZENworksインストールではプライマリサーバのインストール中に次ことを実行します。
管理するためのZENworks Adaptive Agent (Windowsサーバのみ)のインストール
ZENworks Control Center (ZCC)のインストール
zmanコマンドラインユーティリティのインストール
ZENworksサービスのインストールおよび起動
Adaptive Agentはプライマリサーバ上のファイルから管理対象ワークステーションにインストールされます。詳細については、『ZENworks 10 Asset Management管理クイックスタート』の「ZENworks Adaptive Agentの展開」を参照してください。
次の3つのインストール方法があります。
グラフィカルユーザインタフェース: WindowsおよびLinuxサーバの両方で動作するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)インストールプログラムはインストールCDに収録されています。Linuxサーバの場合は、GUI機能がすでにインストールされている必要があります。
コマンドライン: コマンドラインインストールはLinuxサーバでのみ利用可能です。WindowsおよびLinuxインストール実行可能ファイルはどちらもインストール引数を使用する目的でコマンドラインから実行できますが、Windowsの場合はGUIインストールプログラムが開始されるのみです。
無干渉: いずれかのインストール方法を使用してZENworksを他のサーバへ無干渉でインストールするためのレスポンスファイルを作成することができます。詳細については、セクション 2.5, 無干渉インストールの実行を参照してください。
ZENworksをインストールする前に知っておく必要がある事項を学習するには、セクション 2.2, インストール情報の収集を続けて参照してください。