A.0 インストール実行可能引数
Novell® ZENworks® 10 Asset Management SP2をインストールするには、次の引数をインストールDVDに収められているsetup.exeおよびsetup.sh実行可能ファイルとともに使用することができます。これらのファイルはコマンドラインから実行できます。
権限の問題を防ぐため、setup.shとともにshコマンドを使用することをお勧めします。
表 A-1 インストール実行可能引数
‑e |
‑‑console |
(Linuxのみ)コマンドラインインストールを強制します。 |
‑l |
‑‑database‑location |
カスタムOEM (組み込み)データベースディレクトリを指定します。 |
‑c |
‑‑create-db |
データベース管理ツールを起動します。
この引数は、‑o引数と同時には使用できません。 |
‑o |
‑‑sysbase-oem |
インストールプログラムによって設定されていないOEMデータベースを認証します。これによりインストールプログラムが、通常のデータベースオプションの代わりに外部データベースに必要なデータベースオプションのみを表示するようになります。
この引数は、‑c引数と同時には使用できません。 |
‑s |
‑‑silent |
-f引数と一緒に使用されない場合は、編集、名前変更、および別のサーバへの無干渉インストールに使用するレスポンスファイル(.propertiesファイル名拡張子付き)を作成するために実行しているインストールが実行されます。
‑f引数と一緒に使用された場合は、‑f引数と一緒に指定したレスポンスファイルを使用してサーバ上での無干渉インストールが開始されます。 |
‑f [ファイルへのパス] |
‑‑property-file [ファイルへのパス] |
-s引数と一緒に使用して、指定したレスポンスファイルを使用して無干渉(サイレント)インストールを実行します。
レスポンスファイルを指定していない場合、またはパスやファイル名が間違っている場合は、代わりに、サイレント形式ではないデフォルトのGUIインストールまたはコマンドラインインストールが使用されます。 |
次に例を示します。
-
Linuxサーバ上でコマンドラインインストールを実行するには、次のコマンドを使用します。
sh unzip_location/Disk1/setup.sh -e
-
データベースディレクトリを指定するには、次のコマンドを使用します。
unzip_location\disk1\setup.exe -l d:\databases\sybase
-
レスポンスファイルを作成するには、次のコマンドを使用します。
unzip_location\disk1\setup.exe -s
-
無干渉インストールを実行するには、次のコマンドを使用します。
unzip_location\disk1\setup.exe -s -f c:\temp\myinstall_1.properties