10.5 ロギング

デバイスでタスクを実行中に、ZENworks® Adaptive Agentによってメッセージが生成され、アクティビティが追跡されます。各メッセージには、情報、警告、エラー、またはデバッグという重要度レベルが割り当てられます。

[ロギング]ページには、ログファイルの場所が表示され、このページを使用して、どのレベルのメッセージをファイルにログするかを決定できます。

10.5.1 メッセージログ

次のフィールドには、メッセージログについての情報が表示されます。

  • ログファイルの場所: ローカルログファイルの名前と場所。ログファイルzmd-messages.logは、システムドライブのルートにあるprogram files\novell\zenworks\logs\localstoreディレクトリに保存されます(例: c:\program files\novell\zenworks\logs\local-store\zmd-messages.log)。 このファイルはテキストエディタで表示できます。

  • バックアップログファイルは、同じディレクトリに番号が増分されたZIPファイル ( 例:zmd-messages.log.1.zipおよびzmd-messages.log.2.zip)として保存されます。

  • 管理対象: level: ログの重要度レベルをZENworksゾーンで管理者によって定義されたたレベルに設定します。ここで、levelは、レベル(情報、警告、エラー、およびデバッグ)を意味します。

  • 重要度が次の場合にメッセージをログ記録: どのメッセージをログファイルに保存するかを決定します。重要度レベルは、次のとおりです。

    • 管理対象:level: ログの重要度レベルをZENworksゾーンで管理者によって定義されたレベルに設定します。ここで、levelは、レベル(情報、警告、エラー、およびデバッグ)を意味します。

    • エラー: エラーメッセージのみをログします。 エラーメッセージは、Adaptive Agentが要求されたタスクを実行できない場合に生成されます。

    • 警告とそれ以上: 警告およびエラーメッセージをログします。 警告メッセージは、タスクが失敗する可能性のある問題がAdaptive Agentで発生した場合に生成されます。

    • 情報とそれ以上: 情報、警告、およびエラーメッセージをログします。 情報メッセージは、通常のプロセスが実行中であることを示すために Adaptive Agentがタスクを実行する場合常に生成されます。

    • デバッグ: 使用可能メッセージをすべてログして、問題のデバッグ追跡を有効にします。 このレベルを選択すると、ログファイルのサイズが大きく増えるため、管理者の指示があった場合にのみ使用するようにしてください。

10.5.2 ログコレクションサーバ

次のフィールドには、ログファイルを収集するZENworks Serverについての情報が提供され、管理者の参照用にログメッセージをZENworksコントロールセンターに表示できます。

  • サーバURL: ログ情報を収集するZENworks ServerのURLを指定します。

  • 次のログ転送: ログファイルが次にコレクションサーバにロールアップされる日付と時間を指定します。

10.5.3 追加情報

ZENworks Adaptive Agentヘルプファイルをすべて表示するには、ここをクリックします。