10.6 リモート管理 - セキュリティ

[セキュリティ]ページには、リモート管理操作中のデバイスのセキュリティを確保するためのオプションが提供されています。

セキュリティ設定は管理者によって制御され、使用できない場合があります。

10.6.1 パスワードの設定

パスワードを設定できるのは、[ユーザに管理対象デバイスでのパスワード設定を許可]オプションが管理対象デバイスで有効にされている場合だけです。パスワードは2種類あります。

  • ZENworks®パスワード: このパスワードは、ZENworksパスワードベース認証で使用されます。パスワードの長さは最大255文字です。

  • VNCのパスワード: このパスワードは、VNCパスワードベース認証で使用されます。パスワードの長さは最大8文字です。

    VNCパスワードベース認証より安全であるため、ZENworksパスワード認証が推奨されます。VNCパスワードベース認証は、オープンソースVNCビューアとの相互運用性のために使用します。

10.6.2 [パスワードをクリア]

選択したパスワードをクリアします。

10.6.3 侵入者検出によって現在ブロックされている場合は、接続の受諾を許可します

リモートオペレータのログインの試みが一定回数(デフォルトでは5回)失敗した場合、リモート接続は無効になります。一定の時間(デフォルトでは10分)が経過すると接続は自動的に許可されますが、このオプションをクリックして、手動で接続を有効にすることができます。

10.6.4 監査情報の表示

デバイスで実行されたリモート操作に関する次の情報を表示します。

フィールド

説明

ZENworksユーザ

リモート操作が実行されたときに、ログインしていたZENworks®ユーザの名前です。

リモートオペレータ

操作を実行したリモートオペレータの名前です。

コンソールマシン

リモート操作の実行元デバイスの名前です。

コンソールIP

リモート操作の実行元デバイスのIPアドレスです。

操作

実行された操作のタイプ(リモートコントロール、リモート実行、リモートビュー、リモート診断、ファイル転送、またはセキュリティ)です。

開始時刻

リモート操作の開始時刻です。

終了時刻

リモート操作の終了時刻です。

ステータス

リモート操作のステータス(成功、実行中、または失敗)です。

10.6.5 指紋の表示

デバイスの自己署名付き証明書の指紋を表示します。デバイスでリモート操作を実行する前に、デバイスの資格情報を検証するために、リモートオペレータから指紋を求められることがあります。

10.6.6 追加情報

ZENworks® Adaptive Agentヘルプファイルをすべて表示するには、ここをクリックします。