[ZENworks Reporting環境設定]ページは、ZENworks Reportingの設定が正常に完了した後にのみ有効になります。
ZENworks ReportingアプライアンスホームページのZENworks Reportingアプライアンスで、ZENworks Reporting環境設定をクリックします。
[ZENworks Reporting環境設定]ページには、[概要]、[基本]、および[詳細]のビューがあります。[基本]ビューには、よく使うサーバ環境設定が表示されます。[詳細]ビューでは、関連するサーバ環境設定ファイルをオンラインで編集できます。変更を反映するには、一部のサービスの再開が必要になる場合があります。
[概要]ビューでは、証明書、ドメイン、ユーザソース、ユーザグループ、電子メールサーバ設定などのZENworks Reportingの設定の表示および再設定、管理者パスワードや使用しているhypervisorの種類、オペレーティングシステム、RAM、ファイルシステムなどのアプライアンスの詳細およびHDD詳細の変更を実行できます。
ZENworks Reportingコンソールを開くをクリックしてZENworks Reportingを使用します。
ZENworks Reportingの設定を再設定するには、ZENworks Reportingの再設定を参照してください。
Applianceには、43GBのrootfsファイルシステムが搭載されています。このファイルシステムは、ルートディレクトリにマウントされています。追加のハードディスクは、/dev/sdb1にアタッチされ、/vastorageにマウントされます。すべてのZENworks Reporting関連の設定、ログファイル、バックアップファイル、証明書、およびバイナリは、追加のハードディスクに保存されます。
図 6-2 [ZENworksの設定]のビュー
[基本]ビューには、よく使用されるサーバ設定が個別の設定値として表示されます。最小ヒープサイズ、最大ヒープサイズ、最小永久生成サイズ、最大永久生成サイズ、スレッドスタックサイズなど頻繁に使用するZENworks Reporting関連の設定を編集できます。
たとえば、デフォルト値を変更してスレッドスタックサイズ(MB)を設定、保存してから、[サービスの再開]ページで保留中の使用可能なサービスを再開することができます。
[基本]ビューには、次のオプションがあります。
保存: 変更した設定を保存します。
更新: すべてのZENworks Reporting環境設定を更新します。
Reset all values to default (すべての値をデフォルトにリセット): 設定後、設定を元の状態に戻します。これは、最後に適用または移行されたZENworks Reportingです。
サービスの再開: 設定を変更するために再開する必要があるサービスを選択して、変更を反映できます。
ZENworks Reportingプロセスに関連付けられた環境設定ファイルに変更がある場合、その変更が自動的に特定されて、[サービスの再開]ページにプロセスが一覧表示されます。
[詳細]ビューでは、Tomcat、ZENworks Reportingなど、ZENworks Reporting関連のすべてのサーバ環境設定ファイルを表示、設定、または編集できます。
詳細タブにあるjvmsettings.propertiesファイルには最大値および最小値についての検証機能がありません。必ず範囲内の値を使用してください。基本タブを使用してサイズを設定することをお勧めします。
図 6-3 ツールバー
デフォルトでは、ファイルは読み込み専用モードになります。ファイルを編集するには、Edit Mode (編集モード)に切り替え、ファイルで必要な内容を変更してから、保存をクリックします。ファイルに変更ある場合には必ずサービスの再開をクリックして対応するプロセスを再起動する必要があります。
[詳細]ビューには、次のオプションがあります。
ダウンロード: サーバ環境設定ファイルをダウンロードします。
Edit Mode (編集モード): エディタでサーバ環境設定ファイルの切り替えまたは編集を行うことができます。
再ロード: ファイルシステムからサーバ環境設定ファイルをロードします。ブラウザエディタで加えた変更を保存していない場合、変更は失われます。
Reset all values to default (すべての値をデフォルトにリセット): 設定後、ファイルを元の状態に戻します。これは最後に適用されたZENworks Reportingシステムの更新です。
Download all Files (すべてのファイルをダウンロード): 左ペインに表示されているすべてのサーバ環境設定フォルダをダウンロードします。アプライアンスによって、ダウンロード対象ファイルの圧縮されたアーカイブが作成されます。
保存: サーバ環境設定ファイルをファイルシステムに保存します。
サービスの再開: 設定を変更するために再開する必要があるサービスを選択して([基本]ビューまたは[詳細]ビュー)、変更を反映できます。
ZENworks Reportingプロセスに関連付けられた環境設定ファイルに変更がある場合、その変更が自動的に特定されて、[サービスの再開]ページで変更のリストがプロセスされます。
パスの選択:
パスの選択 アイコンをクリックして、環境設定ファイルの物理パスをコピーします。
更新: すべてのZENworks Reporting環境設定を更新します。