ZENworks 11 SP2では、ユーザへのコンテンツの割り当て、ZENworks管理者アカウントの作成、ユーザとデバイスの関連付けなどのユーザ関連タスクに関して、既存のユーザソース(ディレクトリ)を参照できます。LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)は、ユーザと相互作用するためにZENworksによって使用されるプロトコルです。
表 1-9 LDAPディレクトリ要件
項目 |
要件 |
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LDAPバージョン |
LDAP v3 OPENLDAPはサポートされていません。ただし、SUSE LinuxサーバにeDirectoryがインストールされている場合は、eDirectoryをユーザソースとして使用できます。LDAP v3を使用する場合、eDirectoryのインストール時に指定した代替ポート(デフォルトポートはOPENLDAPが使用している可能性があるため)を使用してLinuxサーバ上のeDirectoryにアクセスできます。 |
信頼されたユーザソース |
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LDAPユーザアクセス |
ZENworksは、LDAPディレクトリへの読み込みアクセスのみが必要です。詳細については、「 |
LDAP認証 |
単純認証 単純認証では、アプリケーションが識別名(DN)およびその識別名のクリアテキストパスワードを提供します。単純認証を使用するには、クライアントが既存のLDAPエントリの識別名(DN)、およびそのエントリのuserPassword属性と一致するパスワードを提供する必要があります。また、管理者はZENworksコントロールセンターの[環境設定]ページを使用して、識別名(DN)とクリアテキストパスワードを入力することもできます。 |