ZENworks Reporting Serverはファイアウォールシステムと連係動作するため、ネットワークセキュリティを損なうことなく、イントラネットやインターネットの区別なくレポーティングを提供できます。
このセクションでは、パケットフィルタリングファイアウォール環境でZENworks Reporting Serverを設定する方法について説明します。これ以外のタイプのファイアウォール環境におけるZENworks Reporting Serverの動作の詳細については、『BusinessObjects Enterprise XI Release 3 SP3展開設定ガイド』を参照してください。
ZENworks Reporting Serverと他のZENworksプライマリサーバ間にファイアウォールがある場合は、インバウンドアクセスルールを指定する必要があります。このルールを指定する方法の詳細については、ファイアウォールのマニュアルを参照してください。
次の表は、インバウンドアクセスルールの一覧です。
表 2-2 インバウンドアクセスルール
ソースデバイス |
ポート |
宛先デバイス |
ポート |
アクション |
---|---|---|---|---|
ZENworksプライマリサーバ |
すべて |
ZENworks Reporting Server(CMS) |
6400 |
Allow |
ZENworksプライマリサーバ |
すべて |
ZENworks Reporting Server(CMS) |
6430 |
Allow |
ZENworksプライマリサーバ |
すべて |
ZENworks Reporting Server(その他のZENworks Reporting Serverサービス) |
6430 |
Allow |
任意のマシン |
すべて |
ZENworks Reporting Server(CMS) |
すべて |
Reject |
すべて |
すべて |
ZENworks Reporting Server(その他のZENworks Reporting Serverサービス) |
すべて |
Reject |