次の表には、この概要で使用されているZENworks 11 SP3に関する用語の説明が記載されています。
用語 |
説明 |
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バンドル |
デバイスに適用されるソフトウェアのファイルと手順のコレクションです。ZENworksはバンドルをWindows、Macintosh、およびLinuxの管理対象デバイスに配布できます。 詳細については、『ZENworks 11 SP4ソフトウェア配布リファレンス』を参照してください。 |
コンテンツ |
ゾーン内の管理対象デバイスに配布可能なバンドル、ポリシー、システム更新、およびパッチです。 |
コンテンツリポジトリ |
管理対象デバイスに配布可能なコンテンツを含む、プライマリサーバまたはサテライトサーバ上のディレクトリ構造です。コンテンツは圧縮され、暗号化されます。 詳細については、『ZENworks 11 SP4プライマリサーバおよびサテライトリファレンス』の |
インベントリのみデバイス |
インベントリのみモジュールやポータブルコレクタによってインベントリされた管理対象外デバイス(ZENworks Adaptive Agentなし)です。詳細については、 |
インベントリのみモジュール |
インベントリを可能にするためデバイスにインストールされるソフトウェアです。このモジュールは通常、ZENworks Adaptive Agentによってサポートされていないオペレーティングシステムを実行しているデバイス上にインストールされます。 |
管理対象デバイス |
ZENworks Adaptive Agentがインストールされていて、管理ゾーンに登録されているWindowsデバイス、Macintoshデバイス、またはLinuxデバイスです。 |
管理ゾーン |
1つのZENworksデータベースと1つのZENworks Auditデータベースによってサポートされているプライマリサーバ、サテライトサーバ、および管理対象デバイスのグループです。ゾーンは、ZENworksコントロールセンターを介して管理されます。 |
ポリシー |
管理対象デバイスの環境設定またはセキュリティ設定を定義できる、一連のルールおよび情報です。ポリシーの詳細については、『ZENworks 11 SP4 Configuration Policiesリファレンス』、『ZENworks 11 SP4 Endpoint Security Policiesリファレンス』、および『ZENworks 11 SP4 Full Disk Encryption Policyリファレンス』を参照してください。 |
プライマリサーバ |
ZENworksのサービスやコンテンツリポジトリ含む、WindowsまたはLinuxサーバです。オプションで、ZENworksデータベースを含めることもできますが、ゾーンごとに1つのプライマリサーバのみです。1つの管理ゾーンは、複数のプライマリサーバで構成できます。 |
ポータブルコレクタ |
任意のデバイスをインベントリでき、デバイスと同様にZENworksコントロールセンターでアクセス可能なファイルを作成できるソフトウェアユーティリティです。このファイルはデバイスに関するインベントリデータを取得するために使用されます。 詳細については、 |
サテライトサーバ |
サテライトサーバはプライマリサーバが通常実行する特定の役割を実行することのできる管理対象デバイスです。サテライトサーバとして、任意のWindows、Linux、またはMacintosh管理対象デバイスを設定できます。サテライトサーバを設定する際には、サテライトが実行する役割を指定します(認証、コレクション、コンテンツ、イメージング、および結合プロキシ)。 詳細については、『ZENworks 11 SP4プライマリサーバおよびサテライトリファレンス』の |
ZENworks Adaptive Agent |
プライマリサーバで管理できるようにするためにWindowsデバイス、Macintoshデバイス、またはLinuxデバイスにインストールされるソフトウェア。Adaptive Agentは、ソフトウェア配信、ポリシー適用、イメージング、リモート管理、インベントリなどをサポートするモジュールから構成されます。詳細については、『 ZENworks 11 SP4検出、展開、およびリタイアリファレンス』を参照してください。 |
ZENworksコントロールセンター |
管理ゾーンを管理するために使用されるWebベースのコンソールです。詳細については、『ZENworks 11 SP4 ZENworksコントロールセンターリファレンス』を参照してください。 |
ZENworksデータベース |
管理ゾーンには、2つのデータベース(ZENworksデータベースとZENworks Auditデータベース)があります。 ZENworksデータベースには、デバイス、ユーザ、ソフトウェアバンドル、ポリシー、ハードウェアとソフトウェアのインベントリ、集中型システムメッセージ、ライセンストラッキングと使用状況データ、およびその他のトランザクションデータに関する情報が保存されます。また、ゾーン内で実行するようにスケジュールされているアクションに関する情報も保存されます。 ZENworks Auditデータベースには、監査されたイベントに関する情報が保存されます。これには、ゾーン設定に加えられた変更や、管理対象デバイス上で行われたアクションが含まれます。 これらのデータベースは両方とも同じサーバ上に存在し、このサーバはプライマリサーバにすることも、プライマリサーバ以外のサーバにすることもできます。データベースには、ZENworksに付属の組み込みSybase SQL Anywhereデータベースソフトウェアを使用したり、外部のSybase SQL、Oracle、またはMicrosoft SQLデータベースソフトウェアを使用することができます。サポートされているデータベースバージョンの詳細については、『ZENworks 11 SP4サーバインストールガイド』の サポートされているデータベースの詳細については、『ZENworks 11 SP4サーバインストールガイド』の ZENworksデータベースの詳細については、『ZENworks 11 SP4 Database Management Reference』を参照してください。 |
zman |
ZENworksシステムを管理するためのコマンドラインインタフェース。zmanユーティリティは、タスクの自動化(スクリプトを使用)、およびZENworksコントロールセンターで実行するには手間のかかる大量の管理タスクの実行に役立ちます。 たとえば、多数のデバイスを設定している場合や、多数のバンドルにアクションを追加する場合などがあります。 zmanユーティリティは、すべてのプライマリサーバで使用できます。 詳細については、 |
zac |
ZENworks Adaptive Agentを管理するためのコマンドラインインタフェースです。zacユーティリティを使用すると、ソフトウェアバンドルのインストールおよび削除、ポリシーの適用、およびデバイスの登録および登録解除など、ZENworks管理対象デバイス上で管理タスクを実行できます。 詳細については、 |