ZENworks 11 SP4のアップグレードタスクは、次の順序で実行してください。
オペレーティングシステムのアップグレード: デバイスにインストールされているオペレーティングシステムがZENworksでサポートされていない場合、オペレーティングシステムをサポートされている最新バージョンにアップグレードします。
サポートされているオペレーティングシステムの詳細については、『ZENworks 11 SP4サーバインストールガイド』のシステム要件
を参照してください。
重要:アップグレードを実行する前に、データおよび証明書情報を確実にバックアップしてください。
ZENworksのアップグレード: ZENworksを最新バージョンにアップグレードします。
ZENworks 11 SP4アップグレードインストーラでは、そのインストーラを実行するサーバのみをアップグレードできます。
組み込みSybaseデータベースを使用している場合、まずデータベースをホストしているデバイスをアップグレードしてから、他のプライマリサーバをアップグレードする必要があります。
メモ:最初のプライマリサーバをZENworks 11 SP4にアップグレードしたら、他のすべてのサーバをZENworks 11 SP4にアップグレードする必要があります。
管理ゾーンで初めてアップグレードを実行する場合、プライマリサーバは1つずつしかアップグレードできません。それ以降に他のプライマリサーバをアップグレードする場合は、並行してアップグレードすることも、好きな順序でアップグレードすることもできます。
最初のプライマリサーバをアップグレードする間は、他のすべてのプライマリサーバでZENworksサービスを停止する必要があります。他のプライマリサーバをアップグレードする際、まだアップグレードされていないサーバのサービスは停止する必要があります。サービスを停止しない場合、データベースが影響を受ける可能性があります。
メモ:スキーマおよびライセンスの情報は、最初のプライマリサーバのアップグレード中にのみ更新され、それ以降のサーバのアップグレード中には更新されません。
最初にプライマリサーバをアップグレードし、その後、ゾーン内のサテライトサーバとエージェントをアップグレードする必要があります。
重要:ゾーン内の他のプライマリサーバをアップグレードする場合、アップグレード済みの最初のプライマリサーバでNovell ZENworksサーバサービスが実行されていることを確認してください。ゾーンで組み込みSybaseを使用する場合、アップグレード済みの最初のプライマリサーバで組み込みSybaseサービスが実行されている必要があります。