78.5 ワークステーションスキャンログでの最新スキャンのステータス表示

ワークステーションスキャンログは、選択したコンテナに関連付けられているインベントリ対象ワークステーションで実行した最新のスキャンのステータスをレポートします。たとえば、ワークステーションスキャンログを表示して、インベントリ対象ワークステーションに対して実行した最新のスキャンが正常に完了したか、Storerがインベントリ対象ワークステーションの.stfファイルをデータベースに保存したかどうかを確認できます。インベントリコンポーネント(スキャナおよびStorer)がスキャン情報をステータスログに書き込みます。

インベントリ対象ワークステーションのエラー、警告、情報のステータスメッセージを表示するかどうかも選択できます。

次の表に、ログの詳細を示します。

表 78-5 ワークステーションスキャンログで使用できる詳細情報

ステータス情報

詳細

スキャンされたワークステーション名

インベントリ対象ワークステーションのDNを表示します。

スキャンの時刻

ステータスが記録された日付および時刻を表示します。

Message Type

メッセージの重要度を表示します。

Message

インベントリ対象ワークステーションをスキャンする際、またはインベントリ情報をデータベースに保存する際に、インベントリコンポーネントによってレポートされたメッセージを表示します。

ファイルは、.csv形式またはタブ区切り形式のファイルとしてエクスポートできます。

インベントリポリシーでスキャンが無効にされている場合、スキャナはステータスメッセージをステータスレポートログに記録しません。

[ワークステーションスキャンログ]ウィンドウを表示するには

  1. ConsoleOneでコンテナをクリックし、[ツール]>[ZENworksインベントリ]>[ワークステーションスキャンログ]の順にクリックします。

  2. メッセージの重要度タイプをクリックし、[OK]をクリックします。

  3. ワークステーションスキャンログをファイルにエクスポートするには、[エクスポート]をクリックします。

  4. ファイルの種類を選択し、ファイル名を指定します。

  5. [OK]をクリックします。

スキャナがインベントリ対象ワークステーションの.strファイルを作成し、セレクタがこのファイルを処理するとき、インベントリコンポーネントも、ワークステーションステータスログにスキャンのステータスを記録します。同時に、Storerが他のインベントリ対象ワークステーションの.strファイルを処理することもできます。この間、スキャナはスキャンを続行し、次のスキャンでワークステーションステータスログを更新します。