すべてのインベントリコンポーネントは、ステータスメッセージをXML (Extensible Markup Language)形式のログファイルに記録します。最新のステータスメッセージ10件の履歴しか保存しないステータスログとは異なり、XMLステータスログはすべてのステータスメッセージを保存します。
ログファイルには次の情報が含まれます。
ログファイルの形式は次のとおりです。
?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
?xml stylesheet type="text/xsl" href="inventorylog.xsl"?
<message_log>
<message_entry>
<module_name>Scanner</module_name>
<severity>Critical</severity>
<date_time>8/3/00 12:49 PM</date_time>
<message_tag>unable to create scan data files</ message_tag>
<dn_name>Inv_server</dn_name>
</message_entry>
</module_name>Storer</module_name>
<severity>Critical</severity>
<date_time>8/3/00 12:49 PM</date_time>
<message_tag>unable to update the database</message_tag>
<dn_name>Inv_server</dn_name>
</message_entry>
..
</message_log>
サンプルスタイルシートおよびDTD (Document Type Declaration)ファイルは、サーバのinventory_installation_directory\inv\server\xmlogにあります。
inventorylog.xmlログファイルは、NetWare®およびWindows*サーバのinventory_installation_directory\inv\server\xmlogディレクトリにあります。
ログファイルのデフォルトの最大サイズは120KBです。ログファイルの最大サイズを変更するには、inventorylog.iniファイルを編集します。NetWareおよびWindowsサーバでは、このファイルはinventory_installation_directory\inv\server\xmlogディレクトリにあります。
inventorylog.iniの内容は次のとおりです。
max_file_size=100 KB
必要に応じて、MAX_FILE_SIZEパラメータを変更します。
ファイルサイズがMAX_FILE_SIZEパラメータで指定した値を超えると、そのファイルはfilename_old.xmlという名前でアーカイブされます。最新のメッセージは新しいログファイルに記録されます。
ログデータファイルを表示するには、サードパーティのXMLブラウザを使用します。