70.4 ファイル転送セッションの管理

ZENworks 7 Desktop Managementにより、管理コンソールと管理対象ワークステーションの間でファイル転送ができます。ファイルまたはフォルダを右クリックすると、選択できるメニューオプションのリストが表示されます。

メモ:(ConsoleOne®からのファイル転送の起動による)大きなファイルの転送は、ConsoleOneの使用をブロックする可能性があります。この場合、ファイル転送をdesktop4.exeから起動します。

次の節では、ファイル転送機能の使用方法と[ファイル転送]ウィンドウからファイルの作業を行う場合に利用できるオプションについて説明します。

70.4.1 ファイル転送ウィンドウのコントロールの使用

[ファイル転送]ウィンドウの左のペインには、管理コンソール上の現在のフォルダにあるファイルが表示され、右のペインには、管理対象ワークステーション上のファイルが表示されます。次の表は、ファイル転送コントロールの機能の説明です。

表 70-5 [ファイル転送]ウィンドウのコントロール

メニューオプション

ツールバーオプション

Description

[ファイル]>[開く]

選択されているファイルを管理コンソール上の関連アプリケーションで開きます。

管理コンソール上で、フォルダをファイルリスト付きで開きます。

[ファイル]>[アプリケーションで開く]

管理対象ワークステーションにインストールされているアプリケーションをリストするダイアログボックスを開きます。ファイルを開く必要があるアプリケーションを選択できます。

[ファイル]>[新規フォルダ]

指定した名前のフォルダを作成します。

[ファイル]>[削除]

選択されているファイルを削除します。

管理コンソールで選択されているフォルダが空の場合は、そのフォルダを削除します。

[ファイル]>[リネーム]

選択されているファイルの名前を変更します。

[ファイル]>[プロパティ]

選択されているファイルやフォルダのプロパティ(ファイルサイズ、最終変更日時など)を表示します。

[ファイル]>[アップロード]

管理コンソールから管理対象ワークステーションにファイルを移動します。

[ファイル]>[ダウンロード]

管理対象ワークステーションから管理コンソールにファイルを移動します。

[ファイル]>[終了]

 

[ファイル転送]ウィンドウを閉じます。

[編集]>[切り取り]

選択されているファイルをクリップボードに移動します。

[編集]>[コピー]

選択されているファイルをクリップボードにコピーします。

[編集]>[貼り付け]

選択されているファイルをクリップボードから現在の場所に貼り付けます。

[編集]>[すべて選択]

 

現在のペインにあるすべてのファイルを選択します。

[編集]>[すべてキャンセル]

 

現在のペインにあるすべてのファイルの選択を解除します。

[View Refresh(表示を更新)]

 

[オペレータステーション]ペインと[ターゲットステーション]ペインの表示を更新します。

ヘルプ

 

このウィンドウに対するヘルプを表示します。

[1階層上へフォルダ]ボタン

ディレクトリツリー内で、1レベル上に移動します。

ファイルまたはフォルダを右クリックすると、選択できるメニューオプションのリストが表示されます。

[オペレータステーション]ペイン

 

[ファイル転送]ウィンドウの左のペインに、管理コンソール上で現在選択されているフォルダ内のファイルが表示されます。

[ターゲットステーション]ペイン

 

[ファイル転送]ウィンドウの右のペインには、管理対象ワークステーション上で現在選択されているフォルダ内のファイルが表示されます。