切断状態のワークステーションにApplication Launcherがインストールされて実行されていれば、CD、Jazディスク、Zipディスクなどのリムーバブルメディアを使用して、ワークステーションにアプリケーションを配布することができます。リムーバブルメディアは、アプリケーションのインストールと実行に必要なアプリケーションオブジェクト設定とアプリケーションソースファイルを含む、2番目のワークステーションキャッシュとして機能します。
たとえば、ネットワークに接続することがまれなモバイルユーザが存在し、他のユーザに配布したアプリケーションをそのユーザが必要とする場合を考えてください。このアプリケーションをCDに焼き付けて、該当ユーザのもとに送付します。CDをワークステーションのドライブに挿入すると、Application LauncherはCDを読み込んで、設定した場所(Application Launcherウィンドウ、[スタート]メニュー、デスクトップなど)にアプリケーションオブジェクトのアイコンを表示します。ユーザがアプリケーションを起動すると、アプリケーションオブジェクトの環境設定に従って、アプリケーションがワークステーションに配布されます。
アプリケーションを含むリムーバブルメディアの作成方法に関する詳細については、セクション 50.6, 仮想CDの作成を参照してください。